6番目アリス 2012-06-28 22:18:55 |
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林檎は踊る 隣には赤い人形
真っ赤なすぷーん 墓場に放り投げた
時を操るメイドに 私の大好きなお姉さま
とても楽しい 館においでませ
ベットの上には 赤い人形が一人いるの
あなたも遊ばない? 私を楽しませてよ
壊れた人形は 今日も墓場に閉じ込めた
叫んで もっと 壊れて 苦しんでよ
暗い地下牢には 壊れた魔女が一人きり
こだまする叫びは 時折聞こえる
破滅を操る 恐ろしい魔女は誰かしら?
それはあなただと 鏡に映る私が笑う
可愛い 私の妹
いつからか 壊れていったのに
それでも 愛しいのは 私が壊れてるから?
あなたにプレゼント 青いぬいぐるみ差し出した
嬉しそうなあなた ああ やっぱり可愛いわ
歯車を回しつづける 私はそう 赤い魔女
躍り狂う私を あなたはじっと見つめていたの
偽りにまみれた 人間など ここには不用
さあ 壊してあげる こっちを向いてみなさい
暗い闇に包まれた 館には壊れた姉妹
それを見守るのは メイドだけとなるだろう
月夜に輝くシルエット 今宵の生け贄を待っている
私はそう とある館のメイド
闇の夜があなたを脅かすのならば
ちょっとそこまで 語りついでに
お供を少し勤めますよ
(ああ 騙された 今宵の生け贄はこの子)
(ああ 嬉しいわ なにも知らない小鳥)
(ほら 捕まえた)
そういえばお嬢さん この頃物騒よ
この辺りは殺人鬼が現れるらしい
銀髪のシルエット 可愛らしいメイド服
そして指先には 銀のナイフらしい
ちゃんとお気をつけてください
貴女のよな人は すぐに狙われてしまいますよ
(また 騙された 私だということ わかってないの?)
(さあ もうすぐね)
(明日の満月の夜に やっと 踊れるわ!!)
さあ そろそろもう
お別れしましょう そんな悲しげな顔しないで
明日また この草原で また会いましょう!!
とある村の少女は 突然姿を消したらしい
手掛かりは とある草原に残った
少女の靴と 髪飾り そして 赤い血だけ……。
真っ暗な町
真っ暗な部屋
光はないの?
ただ見えないふりをしてるだけ
怖がらずにしっかりとその目で見て
光に気がつければ闇など怖くない
暗い部屋にこだまする叫び声
『このっ!!ムッツリスケベがぁぁぁ!!』
パァァン
いつもと変わらぬ日常
いつまでも続いてほしい
当たり前のよで当たり前ではない
幸せという名の運命
喧嘩もするし すれ違ったりもするけれど
それでも今日も なんだかんだいいながら
幸せだと感じる自分がいる
そして今日も
『幼女可愛いよ幼女!!あのちっちゃさがまたryゴフッ!!』
『なにも拳骨くらわさなくても
いいじゃああん!!』
パァァン!!
真っ暗な森の 暗闇のなか
小さく鳴いた 小鳥さん
春風に 揺られた
少女は一人 思いふける
『私は どうして 生まれてきたのですか?』
毎日毎日 つまらない
お庭の池の前
このお空を眺めるのが 一番好き
そろり そろり 近寄る少年
とても綺麗な 少年
『僕と一緒に遊ぼうよ? 』
『君と僕は 似た者同士だね』
そう言って 微笑む少年
ありがとう ありがとう
一人震えてた私を救ってくれて
まるで おとぎ話の王子様
『ねえ もしも大人になったら……。』
二人で違った約束
もうすぐ きっと 叶うよね……。
いやあ、昔遊んだ
少年がヤマトだなんて、
つい最近知ったよwwww
薄れた記憶に残るのは
誓いあった 結婚と
あなたに貰った お花の指輪
そっと大事に 閉まっておいた
たまに見詰めては あなたを思いだし
お花の指輪に kissしたっけ
ねえ 神様は 私達を どう見つめていたのかな?
お花の指輪だけが それを知っているのでしょう
いつからか時がたち
私達はまた出会ったよね
暗い闇に落とされた私を
そっと 抱きしめてくれたよね
今では お花の指輪ではなく
愛を刻む指輪 光るダイヤモンド
私の心はいつからか
貴方でいっぱいで
幼き記憶を 思いだしたのは
つい 最近
ねえ もうすぐだね
私達の 交わした約束
これ以上 私を どきどきさせないで
(僕達が大人になったら 絶対 )
(結婚しようね)
(ずっと 大好きだから)
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