結那 2013-03-03 17:59:07 |
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ああ、またこの夢だ…
「ハルア、大丈夫!?」
お母さんが私の部屋に飛び込んできた
「うん、平気だよ(^^)ちょっと変な夢を見ただけ」
そういうとお母さんはホッとして私の部屋を出て行った
(最近この夢ばっかり。)
時計を見ると7時30分
まずい、遅刻だ
すると
「おーいハルア、学校行こうぜ」
まずい、迎えが来てしまった
急いで着替え、彼のところへ向かった
昴「おはよう。」
ハルア「おっ!おはようっ!」
昴「??ん?なんかさーいつもより焦 ってる感じが・・・。」
心配そうな目で彼は話しかけてきた。
ハルア(あれ?意識してるの私だけか)
もうすぐ彼の誕生日。
今年こそは祝ってあげられるかな・・・
「昴っ!今日誕生日でしょ♪」
「もしかしてくれんの?誕プレ♪」
「今日私の家に来れる?来て!あげる から」
ということで昴が家に来ることになった。
「はい!おめでとう♪」
・・・・・・
昴はなんか悩んでいるような顔。
すると昴が突然
「お前、いつ彼氏つくんの?w」
カアアァァァ////////
「知らないよぉっ////」
あぁ・・・・
もう夢なのか 現実なのかわかんない!
私のまわりにおきていることなんか
信じられない・・・
明日は3月7日だけど昴の誕生日
なのかな
全部が信じられなくなってる
「誕生日おめで・・・とぅ・・・」
「ありがと!」
「今日元気ないよ?大丈夫?」
彼はプレゼントの事よりも私の事を気にしていてくれた。
それだけでもうれしいのに
いつもいつも何もかも信じられなくなってる自分がいやだった
彼に事情を話した。
昴「俺・・のせいかな・・。」
昴のせいじゃないのに昴が自分を責めてしまうほど私の事大切に思っていてくれてたんだね。
すべてが信じられなくなってしまった私の心は少しずつ昴を信じられるようになったらいいな。
誰かをじゃなくて昴の事信じられなくなっていたなんて
今更恥ずかしくなった春亜。
昴「ねぇ?今度さっ?
え、映画見たいんだけど行こう。」
はるあ「うん!」
ワアアア!
昴から誘ってくるなんてレアー♪♪
服どうしよう!?
昴とデートの日は、夢を見なかった。
(久しぶりだな…夢見ないの。)
昴が家に迎えに来るまで、後1時間。
お気に入りのスカートとそれに合うものでコーディネート。
(そうだ。今日はアレをつけていこ。)
私は木箱からリボンを取り出して、髪を結う。
(このリボン、昴がくれたやつなんだよね…
あいつはこの事、覚えてるかな…)
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