モルたそらぶ子 2013-06-08 12:19:24 |
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最近モルジアナの様子が変だ。白龍もモルジアナを見るたび顔をあかくしている。二人の間に、なにかあったのだろうか。そう思うとなんだかモヤモヤする。なぜだ?モルジアナがどうしようと勝手なのに。そうやって考え事をしているとアラジンが隣にきて
「ねぇねぇ、アリババ君知ってるかい?白龍お兄さん、モルさんにキスと告白したんだってー!」
ムスッ
「お兄さんてばすごく大胆だねぇ~!」
「どうだっていいだろ、そんなこと。」
なんだか、イライラした。別に白龍が嫌いな訳じゃない。ただイライラした。なぜこんなことを
思うのだろう?別に俺には関係ないはずなのに。ふと前を見るときらびやかな髪飾りの店があった。中には、見覚えのある男女ふたりがいた。
「デートかなぁ?モルさん嬉しそうだねぇ。」
本当にモルジアナは、嬉しそうだった。ふたりは、付き合っているのだろうか?そんなわけないと思っていると、モルジアナが店からでてきた。
白龍にもらったであろう髪飾りをつけて嬉しそうに。
「ア、アリババさん、アラジン。に、似合ってますか?」
照れながらモルジアナは髪飾りを見せてきた。
「似合ってるよモルさん!すごくきれいだよ!」
でも俺は、白龍からもらった髪飾りをつけていることがくやしくてモルジアナを
見ずに
「似合ってねーよ。ンなもん、つけてんじゃねーよ。」
いってしまった。まだみてもいないのに。
「アリババくん!?(殿!?)」
モルジアナは走っていってしまった。
(あーあ。やっちまった、だからモテねぇんだよ。)
「アリババ殿!モルジアナ殿似合っていたじゃないですか!仮に似合っていなかったとしても、いっていいことと、悪いことがあるでしょう!?」
つーん。
「っっ、俺はモルジアナ殿をおいかけます。」
白龍はそう言って、今まで見たことないスピードで走って行った。
「ねぇおにアリババ君。モルさん泣いてたよ?」
わかってる、泣いて走っていってしまった事くらいみていた。それが許せなかった。モルジアナが髪飾りをつけて走って行ってしまったことと、その姿にみとれてしまったことが。
「俺、どうしてこんなこといっちまったんだろうなぁ。」
アラジン アリババ君、ずっと声漏れてる。丸聞こえだよ、そういえばヤムさんが言ってたけどこういうのってたしか、
「恋..........してるんじゃない?」
ついつい思っていることと、反対のことをシャルルカンお兄さんに
言っちゃってケンカしちゃうっていってたし。
「俺がモルジアナに恋!?」
確かにモルジアナは可愛いけど、あいつ可愛いし、優しいし、人思いだし、あれ?いいところしか考えてなかった。でも確かになぁ。俺モルジアナに恋してるのかなぁ。
モルジアナ視点(髪飾りのお店から)
「モルジアナ殿、このようなものなど似合うと思いますが。」
すごくきれい............。でもこれ私に似合うかしら?
「つけてみますね。」
ちょん
「似合ってますか?」
「モルジアナ殿、ものすごく似合ってますよ!」
似合ってるんだ、これをつけたらアリババさんもお祭りのときのようにほめてくれるかな。
「じゃあ、これで。」
「分かりました!えっといくらでしょうか」
お店のひとにお金をはらった。
「白龍さん、先にいってますね!」
「え、あ、はい。」
早くアリババさんに見せたいな..............。
「ア、アリババさん、アラジン。に、似合ってますか?」
「似合ってるよモルさん!すごくきれいだよ!!」
アリババさんはどう思って、
「似合ってねーよ。ンなもん、つけてんじゃねーよ」
たっ
私似合ってなかったんだ。そんな当たり前のことなんで気づかなかったんだろう。元々奴隷だった私がなにをつけても意味ないのに。きっと白龍さんも、気を使って誉めてくれたんだわ。私浮かれてた。私なんて可愛くなんかないのに。
アリババ
「恋ねぇ......。」
謝ったほうがいいだろう。でもこういう経験なかったしどうやって謝れば?
「なぁ、アラジン。どうすれ、「ゴメンねっ☆アリババ君僕用事ができたんだっ☆」
しゅたたっ
「なんだよ、アラジンのやつぅ。」
アラジン友達の恋の応援はしてあげなきゃねっ!でもどうしたらいいかなぁ。..........。そうだっヤムさんに聞いてみよう!あとビスティおねえさん(?)にも!ビスティおねえさん(?)はに
おねいさんには見えないけどw色々知っているっていってたし!
「あっヤムさん!ビスティおねえさん(?)!」
「あぁアラジン君だ~!なんかよぉ~?」
「えっとねーじつは、かくかくしかじかで。」
「なーるほどぉ、アリババ君がモルたんをねぇ」(ニヤニヤ)
「でも、アラジン君。それ私たちにいっていいの?」
「?? なんでだい?」
「いやだって、そういうのって内緒にするものじゃないの?」
「そうなのかい!?知らなかったよ..........。」
しゅん
「でも、手伝ってあげるねぇ~。」
「ありがとう!ヤムさん!ビスティおねえさん(?)!」
「ていうか、さっきから私に(?)ってつけてるよね?」
「えーと、じゃぁねー」
「無視!?アラジン君ひどいっ!」
アリババ
「どーしたもんかねぇー」
謝るっていってもなぁ、アラジンはいないし、白龍も追いかけてったし、誰に聞けば......?
「アリババ君!どうしたの?」
「ヤムライハさん。」
そうだ!ヤムライハさんに聞けばいいんだ!
「あの、ヤムライハさん、謝るってどうしたらいいですかね?」
「うんうん!それはねっなにかプレゼントを持って謝ればいいと思うっ!」
プレゼント?プレゼントってなにをおくればいいのだろう。
「なにをおくれば?」
「えっとねっ髪飾りがいいと思うっうんっ絶対髪飾りっ!」
髪飾り?白龍からもモルジアナはもらってるけど、いいのかな?
「アリババ君が似合うっておもうのを渡してあげてねっそれじゃっ!」
うーん。でもどんなのにしたら......?....................そうだ!
モルジアナ
ズーン
はぁ、高望みしすぎたなぁ。勢いで、飛び出しちゃったけどどうしよう。
「やっほー☆モルたんどかしたー?落ち込んでるけど。」
ビスティさんだ、そういえば何か経験豊富っていってたし、ビスティさんに相談しよう。
「あの、実は........。かくかくしかじかで。」
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「ふむふむ、誉めてほしかったけど誉めてもらえなくて、悲しかったと。」
「え、あ、や、そ、そんなわけじゃ」\\\\\
「まぁまぁ、あっちから謝ってくれるのを待てばいいじゃん!アリババ君は謝ってきそうな性格だし!」
「でも、そのあとどうしたら?」
「え、普通に好きっていえばいいでしょ?」
「ふぇ!?え、あ、その。」
好きっていきなりいえばって言われても、
「好きじゃないの?」
「好き......ですけど............。」
アリババさんがどう思うかわからないし、それに、
「私、可愛くないですし........。」
「こらっモルたん!自分に自信を持ちなさい!モルたんはすっごく可愛いんだから!」
「え、あ、はぁ。」
そこまでいってくれるなら自信、わいてくる気がする。
「モルジアナー!」
ア、アリババさん?
「え、え?」
「じゃねーモルたんっお腹いたくなったからバイバイっ!」
「ちょ、ちょ。」
「「あの(さ)」」
「先にどうぞ、」
「え、あ、うん。」
「あのさ、さっきはゴメン....な?」
「はい。」
「実は、さ、白龍からもらった髪飾りを嬉しそうにつけてたのがくやしくて....。
あんなこと、思ってもないこといっちまった....。」
「え?」
思ってもないことって、似合ってないなんて思ってなかったってこと?
「なんつーかさ、俺たぶん、 モルジアナのこと、「好きです。アリババさん。」好きって、ん?」
今、モルジアナ好きって........?
「ですから、私は、アリババさんが好きです!」
アリババさんたら、ほんとにバカなんですから。
「目をつぶってください。」
「あ、おぉ。」
ぎゅっ
ア「!?」
「目、あけないでくださいね。」
チュ、
アリババ)え。今唇に柔らかいのがあたった?
「初めてじゃなくて、ごめんなさいですけど。」
「今、キス、した?」
こくり、
マジでか!てか、キスってこんな感じなんだなーって、
「キス!?」
「?」
「じゃあ、モルジアナも俺のこと、好きってこと?」
「はい。」
うそだろ?夢か?幻か?頬をつねるが痛かった。
生まれて初めての彼女ゲット!?
「でも、俺なんかでいいのか?」
「私はアリババさんがいいんです!アリババさんは私でいいんですか?」
「当たり前だろ?」
すげー嬉しい。ふと空を見上げたら、空は夕陽色にそまっていた。
「もどらなきゃな、それとアラジンとヤムライハさんにお礼いわなきゃ。」
「今ヤムライハさんの話をしないでください。」
ぎゅっ
「いたいっ!痛い、モルジアナ!」
骨が折れる!
「アリババさんが悪いんです!」
ほっぺたを膨らますモルジアナ。
「すげー可愛い。」
「え、」
そういえば髪飾りわたしてないなぁ。
「ちょっとこっちむいて。」
「?」
モルジアナの髪に花をモチーフにした、髪飾りをつけた。
「やっぱすっげーにあってる。」
「花?なんで?」
「いや、俺も髪飾り渡そうとおもってさ。」
「でもなんで花なんですか?」
「シンドリアの祭でさ、めっちゃキレイだったから。」
ものすごくキレイで、祭りが終わったとき、見れないのかーっておもう
くらい、キレイだった。誰にも見せたくないと、おもうほど。
「白龍からもらったやつもつけてみてよ」
そういうと、しぶしぶ髪飾りをとり、白龍からもらった髪飾りをつけた。
「それもにあってる......。けど。」
「けど?」
「他の奴からもらったやつ、つけてほしくないな。」
「?」
「だって、俺だけのモルジアナでいてほしいから。」
白龍が嫌いな訳じゃなく、モルジアナはだれにもわたしたくない。例えアラジンでも。
「アリババさんのばかぁっ!」
プイッ
そんなこと言われたら、私もアリババさんだけのものになりたくなっちゃうじゃないですか。
「うまくいったみたいだね!」
「ほんと、可愛いわねぇ。ふたりとも。」
「ほんと、ほんと。アリババくんの俺だけのモルジアナでいてほしいから。は可愛すぎるよー」
「若いっていいねぇ!」
「何いってるの、アラジン君だってわかいでしょーw若すぎるけど」
「私たちも、いかなきゃねー。ヤムも彼氏つくらなきゃ!」
「私はアラジン君が彼氏なの!ねー♪」
「もちろんさ!ヤムさん!」
「えぇー?ずるいー!」
「ビスティおねえさん(?)は遠慮しておくよ」
「ひどいっ!アラジン君!」
「あれ?なんで、ヤムライハさんたちいるんですか?」
「アラジンも、いますね。」
まさか見られてたとか、ないよな(ですよね)?
「あの、アラジン?」
「ぼ、ぼくは、別に俺だけのモルジアナでいてほしいなんてきいたり、キスするとこも見てないよ!?」
「「アラジンくん!」」
み、みられてた。すげー恥ずかしい。
「逃げましょう、アリババさん。」
モルジアナが俺をお姫さまだっこでかかえる。
「え?」
「いきますよー!」
「えぇぇぇぇぇーーーーー!」
ものすごい速さで走る。さすがモルジアナ。
いつか俺もモルジアナをお姫さまだっこしたいなぁ。
End
白龍
迷子。
白龍むなしいww
うち的にはこの展開希望www
でもアリ紅も捨てがたいww白モルは断固反対!!!!www←←←
髪飾りオネーさん見た――――――い!!!!!!!!!!wwwwwwwwwwww
白瑛もいいけどセイシュンもすきだなーw
練家だったら一番はやっぱ紅覇だなーーーーww紅明も…!!ww
ながくなったけどwこの更新1年前だwwwきずいてくれるかな???きずいてちょw
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