何か小さなささえを
大切に持っているとき
その大切なものを失ってしまう時の事を
僕はいつも忘れてしまう
小さいから無くしてしやすいのに
小さいから壊れやすいのに
僕はつい
いつもの癖で握りしめてしまう いつもおもう。
自分が自分で生きてはいけない理由を
干渉される毎日に
僕の小さな小さな大切なものが
僕の手から少しずつ離れていってしまう。
そうだ。
あの時もそんな事があったから僕は周りとの付き合いを避けたんだ‥‥大切なもの無くすくらいなら、自分の大切なものを生み出す周りから隠れようって‥‥‥。
自分だけのものが欲しくて
だけど、この世のなかに自分だけのものはない。全ては、誰かと共有しているから。
お願い。握りしめないで。君の大切なものは逃げないから。
僕みたいに転ばないで。泣かないで。
安心して。小さく大切なものは君に安らぎをあたえるから。