(理想個体値、レベル50対戦として考えます)
そもそもHPの実数値は
(種族値×2+個体値+努力値÷4)×レベル÷100+レベル+10
の式でできている。(ここ最重要)
これを例としてHP種族値85として考えると式は
(85×2+31+244÷4)×50÷100+50+10
つまり191。
この191は16n(16の倍数)-1である。
さて本題。
何故この16n-1調整をすると良いのか。
結論:定数ダメージを最小化できるから
詳しくいうと
砂嵐・火傷が最大HPの16分の1
毒・宿り木・塩漬け(鋼・水タイプは最大HPの4分の1)・ステロ(ステロは岩タイプの相性によるが今回は等倍として計算)が最大HPの8分の1
(猛毒は説明がめんどい(長くなる(毎ターン変わる))ので割愛)
になる。
トゲキッス、天候砂嵐を例に実験。
トゲキッスAは252(極振り実数値192)、トゲキッスBは244(16n-1実数値191)にする。
A1ターン目HP180 B1ターン目HP180
A2ターン目HP168 B2ターン目HP169
とこのように調整するとダメージが小さくなる。
この理由は簡単で
192÷16＝12.0000
191÷16＝11.9375
つまりトゲキッスAは12ずつ、トゲキッスBは11ずつ1ターンにダメージを受けるからである。
実験結果のように定数ダメージを最小化するためにも16n?1調整をした方が良い。ただ、このような効果がない調整(ドラパルトの92振り175など)をすると努力値の無駄なのでやめよう。
