第一話 神々の遊び
『いや~最近うまくいってるか?』
『まあそこそこ。戦争があるから大変だがな。』
『こっちは全体的に好景気さ。』
彼らが話しているのは、単にビジネスや株の話でもないし、最近話題のNISAとも全く関係がない。では彼らは何を話しているか?
『トランプ荒れ気味だな。』
『プーチンは案外頑張ってるね。』
大国の大統領について、リビングで軽々しく話す。全くみないような光景ではないが、何かがおかしい。明らかに、「俯瞰」している。なぜそのような視点になったか。
『そろそろ地震起こしとくか。』
『今年はマグロの数増やそうかな。』
彼らは神である。我々の世界のなかの地球担当。神々にとって星とは、池を作って生態系を作り、それを他の神と競い合うこと。神々の遊びとして人気なのが「世界作り。」そしてそれを発表する。このグループが作り上げた「地球」はかなり人気で、日々見物客が訪れるくらいだ。来客もひと段落つき、自分の世界をゆっくり眺めていた時、神々の目に「それ」は映った。
「俺たちは政府に騙されているんだ!」
「よく考えてみろ!おかしいだろ!」
「「「地球は平面だ!」」」
地球平面説。何は彼らをここまで突き動かすのかなど神にはわからないが…「面白そうだ」と神は思った。平面の世界。一時期それが信じられていたこともあったが、今になって…
『作ってみるか?』
『やってみよう。』
テーブルの上に地球のコピーを作り出し、手を上に重ねた…瞬間、地球が潰れいわゆる地球平面説論者がいうような地球が出来上がった。だが問題がある。
『こんなに薄いようじゃ、うっかり何か物が落ちたら割れてしまう。』
そう言った一人の神がもう一度手をかざすと…立方体に世界が変化した。これなら強度もあるし、書類の山に埋もれることも、間違えてシュレッダーに入れることもないだろう。立方体の世界は、とりあえず適当な自然と、生物の元になる物。放置しておけばいつの間にか文明はある程度出来上がる。[ピンポーン]おっと来客だ。とりあえずこれは棚にしまっておこう………そういえばこんなもの作ったな。捨てるのも勿体無いし、まあまだとっておこう。納屋にでも入れておくか
Steve joined the world
Alex joined the world
世界で最初に人類が生まれた。アダムとイブのような存在。ただかの神話と違うのは、彼らの世界の法則は違い、知恵もあり、何より創造力があった。
これが「Minecraft」という世界の始まり…
って繋がってくるってことか…
うわー壮大だな。続きplz
変かもしれないが感動した
あー初めてまともに読んだけど導入の仕方好き
でも棚にしまってよかったのか?もしや天動説
その発想はなかった、好き
神は地球人から神に昇進したnotchだったり
notchとmomma
mojanです
第二話
「法則変化1」
あれからおよそ150年が経ちある程度文明と呼ぶべきものが出来上がった。木製の家とある程度の農業をして生活している。文明レベルは弥生時代といったところか。そしてこの世界には重力がない。厳密にいえばあるにはあるのだが、生物と一部の物体にしか作用しない。世界が四角いのなら物質も四角いやろ的なノリで、ほとんどのものは1m3で構成されている。メタ的発言をすればこの解説は不要かもしれないが。
「いたぞ!こいつだ!捕まえろ!」
この村で一人の人物が捕まった。村の農作物を盗んだという罪でだ。この村はだいぶ過激だったらしく、そいつは処刑され、しかも野晒しにされた。この世界のオオカミやキツネは死体を食べない。これが何を意味するかというと、死体は腐りに腐る。ここで大事になってくるのは、「魂」である。これは今までに死んだ生命の数だけ存在する。魂の一部はこの世に未練を残し、徘徊し、そして…死体を見つける。魂と体が混ざり合えばどうなるか。想像の通りゾンビが生まれる。未練を残した魂は、人間への復讐を求めている。
「ヴヴァアアアアア…」
「なんだいこいつは!」
残念ながらゾンビ一号はすぐに倒されてしまった。しかし、世界にとって重要なのは、この世界にゾンビという生命体が追加されたこと。新しい概念は新しい法則を呼ぶ。「敵MOB」の発生。最初に追加されたのは、ゾンビ、スケルトン、クモ。夜になれば文明の近くに彼らは自然発生し、人間を襲う。毎夜繰り返される消耗戦で、ほとんどの村は壊滅した。一部の残り切った人間は、より安全な高所や要害に村を構えた。
「これが、この世界の始まりだったのか。この文明を第一次文明とでも名づけようかな。」
「となると…今の我々は第二文明ということになるのか。まあ、ゾンビどもへの対策もあるし、科学技術も発展している。滅ぶことなどあるまい。」
「しかし魂とは面白い。いっそ、これを研究してみるか。この本には、まだまだ続きがある。」
「次はなんて書いてある?」
「なになに…未練のある魂は現世に残ると言った。では未練のない魂はどこへ行くのか。」
未練のない魂はどこへ行くのか。イメージして欲しいのは天国だ。だが我々が想像するような天国ではなく、遥か天空、空中の孤島に魂が浮かんでいる。魂は時々ぼんやり光る程度でやることなど一つもない。だがある程度の感情はあり、中心の本当が手狭になると、彼らは遥か遠くへ向かった。そこで彼らは集合、合体し、一つの石となる。前述した通りこの世界に重力は無い。そのため新たな島となり、そこを目指して新たな魂が動く。我々はここを世界の終わり、「エンド」と名付けた。
冒険者とも世界を俯瞰する神とも取れる、この手記を書いた人物の名前はまだ知られていない。ただ、この手記を読む科学者たちがこの手記に載るのは、そう遠くない将来。
バランス重視で初手鉄資源が追加されたのかな
コメしてなかったけど読んでるよ!
未練がないならエンドラ、エンダーマンはどうなるんだろう
未練のない魂の塊に何か特殊な効果的なものがあってそれを狙ってるとかかな