ねこ味噌 2012-03-24 20:04:41 |
通報 |
私は神無月あずさ(16)
はっきりいって存在感の薄い私は
友達もいないし、人からも
よく忘れられています・・・
そんな私は、存在感が薄いので
いじめられたりもしなかったから
あんまり傷ついたりはしてない
さすがに、小学校6年の時に
大会があって
バスにのりこもうと思って
乗ったらバスのドアに
挟まれかけたときは焦って
どうしよう
って思ってたら
運転手が気づいてくれたのでよかったですけど
けど、私は今年から高校生何ですけど
2か月も経った6月からの
スタートなんです
その理由も
存在感の薄さが原因なんです
入学式の当日に
青信号の横断歩道を渡っていたら
普通にひかれました
信号無視って理由もあったのですが
運転手には
私が見えていませんでした
それで2か月入院してました
昨日学校に来て
クラス分けやいろいろなことを聞きました
私はA組だったなぁ・・・
頑張って絶対に友達を
作ろう
そう思ってたけど
教室の前に来たら
さっきまでの自分が嘘みたいに
緊張している
なかなか教室のドアを開けられない
きっとまた
小学校の時みたいに存在感の薄さで
気づいてもらえないんだろうな
と思うと
悲しくなってきて
泣きそうになった
でも
ここでくじけてどうするの
と思って
ドアを開けた
精一杯の声で
おっおはよう
声・・うらがえった
し~ん・・・とも何もしないまま
時間は流れつづけ
私が入っても入った時と
変わらないように
みんな喋り続け私のことにきづいていなかった
やっぱり
わたしって存在感薄い から
恥ずかしさと悲しさでいつの間にか
私の瞳から涙があふれそうになっていた
泣いていることも
もう何もかもが恥ずかしくて
私は教室からでてトイレに駆け個室に入って
いきを殺しながらないた
やっぱりわたしなんか
居てもいなくても
この世界にへんかなんて
ないのかな・・・。
キーンコーンカーンコーンと
チャイムがなった
行かないと・・・
行きたくない・・・
ガラー
ドアを開けて教室に入る
誰も何も振り向いたりなんかしない
私もそのまま席に着いた
私が入ってからすぐ
先生が入ってきた
「今日から神無月あずささんが2か月遅れで来ました
分からないこともあるかも知れないからいろいろ教えてあげてね」
「あずささん前に出て自己紹介してあげて」
・・・はい
「えっと神無月あずさです
よろしくお願いします」
はーい
よかった今度は認識された
「席に戻っていいですよ」
「はい」
席に戻った
となりの席の子は
女の子だった
よかったお話ししやすいかも
友達・・・できるといいなぁ
休み時間
「あの・・・」
喋りかけてくれたのは
3人の女の子だった
「???}
「えっと・・・」
「あっあずさです」
>>17
いいね
この先どういう展開になるか分からないし、まだプロロ―グだと思うからなんとも言えないけど、設定はいいよね
自分の影が薄い
ということで主人公が悩んでるところに、認識されたり、とか
続きがどう来るのか楽しみだー
名前覚えて無かったんだ・・・
いやいや、まだ初日だし・・・
「あずさちゃん私、ゆかって名前
よろしくね」
「私は、みゆうです、
よろしく」
「私はななかだよ
よろしく♪」
いきなりだったから
すごくうれしいけど
緊張するなぁ・・・
今まであんまり声かけられたことなかったし・・・
「こちらこそよろしくね
ゆかさん、みゆうさん、ななかさん」
「今日一緒にお昼ご飯食べない??」
誘ってくれたのはゆかさんだ
きっとこのグループのリーダー的存在は
ゆかさんなんだろうな
「いいんですか!?」
「全然いいよ~」
「あっ、ありがとう
うれしいです」
やったぁ、うれしい!!
この人たちと友達になれるといいなぁ
------お昼-------
「えっと・・・・あ?
あずみさん? だっけ?」
「あずさです」
「ごめんごめん」
「そろそろいこっか」
「はい!!」
-------食堂--------
「あずさっち何食べる??」
「あっあずさっち??」
これは、あだ名??
だよね??
「ん?あだ名だよ☆
その方が覚えやすいでしょ」
どうしよう、あだ名なんてつけてもらったの
初めてかも・・・
「嫌だった?」
「いえ
すっごくうれしいんです!!」
「そんなに!?」
そうだ、何食べるか聞かれてたんだ・・・
「えと・・・パンでいいや・・・
パンかってきます」
「りょーかーい
私今日はお弁当持ってきてるから先に
座って待ってるから」
「ななかも、お弁当持ってるから
待ってる★」
「みゆうは、一緒にパンかってくる~」
「わかったー」
みゆうさんと二人だけって
なんか緊張するなぁ
さっきまで三人だったから
なにを喋ったらいいんだろう??
|