ねこ味噌 2012-03-24 20:04:41 |
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「あの・・・ゆか
このゆうきって子の名字って何?」
鉛筆をくれたゆうきの名字は
たちばな・・
お願い・・たちばなじゃありませんように
「えっと 橋本だけど」
喜んでいいのかわからないけど
よかった
いじめ自体はいけないけど
ゆうきじゃなくてよかった
私はそうおもってしまった・・・
そういえばみゆうはどこにいったのだろう
「ななか みゆうは?」
「あーみゆう先に帰っちゃったんだよ☆」
「みゆうは、いじめしてること知らないから秘密ね」
えへっとななかは笑っていた・・・
みゆうは、いじめやってないし
やってることも知らないんだ・・・
「そろそろ今日は終わりにする??」
ゆかがそういったから
かはわからないけど
教室にいた子たちは
そうだねーや、また明日
などと言って、帰って行った
「あずさっち・・・
いじめの事もう知ってしまったんだから明日
はあずさっちもやんなよ」
えっ・・・
そんなことしたくない
いじめなんてこと
やりたくない
どうしてこんなこと
ここあさん、ありがとう!ここあさんのも、素敵です。皆すごいなあ…
レジ袋を持って外に出ると、もう6時を過ぎていた。
(早くこの本見たいし、走ろう)
「はぁっ……は……久しぶりに走った……」
家の玄関の前まで着いた。鍵を挿し込み中に入ってから、鞄を放り投げて早速黒い本のページを開く。
ひとりかくれんぼ
クッションなどの柔らかい物にまず自分の手を押し当て、「お前は私を捕まえる身。お前は負けたら死ななければならない」といいながらそっと手を離す。その瞬間、柔らかい物は鬼となるので急いで隠れ場所に隠れ、息をできるだけ潜めてまつ。
ルール
1、鬼に絶対に見つかってはいけない。
2、ひとりかくれんぼを中止してはいけない。
3、電気はつけてよいが、鬼に見つからない程度に留める。
4、ケータイで救助を求めるのは不可。ルール違反とみなす。
5、かくれ場所に、必ずこの本をもっていく。
6、かくれんぼを中止したい時は、鬼の前で「私の勝ち」と宣言しなければならない。
7、かくれ場所から出たい時は、塩水を口に含んで「一旦停止」と呟く。
8、安易な所に、かくれない。
以上、この8つを守れば、安全に楽しむ事ができる。
「ふーん。結構ルールは細かいんだ。丁度お母さんは旅行だし、今日しよう!」 そうと決まれば、実行に移す。要らないクッションを見つけてきて手を押し当て、声高らかに言い放った。
「お前はわたしを捕まえる身。お前は負けたら死ななければならない。っで、手を離す、と。さぁ逃げなきゃ」
そうして、美緒は台所の戸棚に隠れた。
このスレ面白いですね!!
ここあさんもえーと、
なんて書いたらいいかわからないので
44さんも
おもしろいです!!
怖い話っていいですよね☆
でも夜寝れなくなる・・・
ねこ味噌さんの小説も読んでみたいです☆
ありがとうございます!是非ともこのコピックにに一票を!(笑
あ、今は(~o~)←か
30分後……
「だーれもこなぃ……ここ息苦しいし……なんでここ選んだんだろ……」
携帯をいじりながら、都市伝説の本を適当にめくっていると、小さな紙切
れが美緒の膝の上に落ちた。
「なにこれ?」
紙切れを引っくり返し、携帯のライトで目を凝らしながら見ると、
「見つ…かったら、殺される…?」
美緒が頭に疑問符を浮かべながら読みきると。
とん…とん…とん…と、誰かの足音が聞こえてくる。お母さんがいるはずはない。玄関の鍵は閉めたはずだ。
「っひ……本当に……」
口を押さえ、泣くのを堪えた。
(冗談の……つもりだったのに……死ぬなんて、知らなかったのに……)
とん…とん…とぉん……がさっ…がしゃっ
足音が止んだ。近くで物音が聞こえる。美緒を捜しているのだろう。
(でも、クッションに手や足がある訳……)
好奇心が疼き、戸棚の隙間から物音のする方に目を動かせた。
「っひぃ!!」
いたのは、人間のような、だが人間らしくない物体だった。
耳はただれ、髪の毛は肩まである。前髪の為、顔は見えないが、嗤っているように見えた。
その物体は、グリンと首を回らせ、こちらの方を恐ろしい形相で見た。
(!!…もう殺される!!)
「一時停止」か「私の勝ち」と言わなければならないのに、声が出せなかった。
物体は、完全ににやにやと嗤いながら、こちらへゆっくりとやってくる。
(悲鳴は……悲鳴は出せるのに!え?あ、悲鳴……)
「悲鳴」を使って、美緒は物体と後数センチという所で、
「ぃ――、一時停止ぃぃぃぃぃ――!!!!!!」と、叫んだ。
その直後、鬼は嗤ったままぴたりと止まり、砂か灰か分からぬものとなって消えさった。
「やった…鬼が……」
戸棚から出てきてその場にへたり込み、美緒はこのゲームを、もうしないことを誓った。
だが、美緒は知らなかった。
あと1つ、ルールがあることを。
本の端に書かれていた1つのルールは、あとこれ1つだけだった。
9、一時停止中に、声を出してはいけない。声を出せば、一時死滅した鬼が、復活する。
終わりです^^
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