「ご、ごめんなさい」 か細い声は一瞬で消えて 気付けば精市に唇を奪われていた。 ぼんやりする意識の中 微かに聞こえた精市の声 「お仕置きだから」 目を固く閉ざして 精市の優しい匂いに包まれた 嗅ぎ慣れた精市の匂い。 すごく怖い一言なのに 抱き締められるだけで安心する 好きだよ精市