罪歌 2012-06-22 02:05:10 |
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トンネル前につくと、さすがにトンネルの不気味さに
圧倒されたのか 、みんな雑談はしませんでした。
男子C「なんか……ホントに昔に造られたって感じだな」
女子F「レンガで造られて、ところどころ草が絡まってて気味が悪い……」
女子H「絶対ここはヤバいって。ねえ、やっぱ入るの止めようよ」
女子が男子に止めようと言いましたが、A,Bは首を縦に振りませんでした。
A「絶対にトンネルの向こうまで歩いていってやるよ」
B「俺はもちろんそのつもりだし。じゃあ、20秒くらいの間で一人ずつ行くか!」
女子E「はあ!? ふざけないで! 私は絶対に行かないから。
ここで、みんなで待ってるし。あんたらだけで行ってくれば?」
Bの提案に女子Eが反対すると、女子たちは次々に抗議しました。
C「俺も……止めとくよ」
D「じゃあ、俺も」
C,Dも辞退しました。
B「おい、なんだよお前ら! ここまで来たのに逃げんのかよ! 勇! お前は抜けるなよ」
A「勇! 俺らと一緒にびびりじゃないことを証明しようぜ!」
さすがにAとBもこれ以上抜けられたら不味いと思ったのか、
勇に詰めよりました。
勇はここまで言われたら断れず、二人の圧力に
仕方なく同意しました。
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