罪歌 2012-06-22 02:05:10 |
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次の日、学校では緊急の集会が朝から開かれ、トンネルのことについて厳しく
注意がなされたそうです。
表向きでは夜遊びへの注意らしかったのですが、あの時待っていた友人何人と
勇は日曜の夜に散々事情聴取を警察から受けていました。
そこにA,Bの姿はなかったそうです。
彼らはあのあと救急車で運ばれたそうですが、その後重度の精神的ショックで
意識不明。
友人の中には何日間か寝込む人もおり、あの日のことはタブーとなりました。
勇もあの時見たものを誰にも言いませんでした。
言っても誰も信じてくれない。
それに思い出したくもない。
それなら―――忘れよう。
彼はあの日のことを忘れることを決め、それと同時に二度とあのような場所には
近づかないことを誓いました。
終わり
長い文章みてくださってありがとうございます。
最後のオチはほとんどぐだぐだです。
これは私の力不足のためです。申し訳ありません。
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