6番目アリス 2012-06-28 22:18:55 |
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時計の針は いつの間にか 狂っていて
私のように ずっと 回っていたの
私のお姉様 ずっと 私を閉じ込めたの
だけど大好きよ 私のお姉様
か細い私の手 ずっと握りしめてくれたの
赤い紅茶を たくさん 飲ませてくれた
紅い月の光 私だけを見つめてる
私のお手ても いつの間にか赤く染まってる
足下で震える 人間 という名の動物
お願い 壊れないで こっちを向いて笑って
私のお城には 壊れた人形がいっはみ
夜の中を彷徨う小さな黒い子猫
それを見掛けた少女達は
次々と姿を消した
ある日、もう一人少女が
来たから横を通ろうとした時
少女は車に轢かれた
そして、僕は闇の中へ姿を消した…
僕は闇の中を彷徨う死神
いろいろな人を罪無き人を
鎌で斬り殺した…
そんなある日、綺麗な女性が
歩いていた…
車に轢かれそうだ…
だが、その美貌は
轢くのには勿体無い
車のタイヤを斬った
女性は助かった
それは女性にとって幸運だが、
僕にとってはルール違反だ…
だが、本当に勿体無かった
毎日毎日、その女性を助けた
そして、僕はルール違反者になった
罰として人間にされた
公園であの綺麗な女性に会った
そして、僕らは恋と言う罪に落ちた…
暗闇の夜道 月の光だけが照らしてる
少女はナイフ片手に 瞳光らせてる
近寄らないで 私を怒らせたいの?
銀色の髪にメイド服を来た少女は
威嚇を露にし こっちへ向かってきたの
赤く染まる道 今日の生け贄は少年
私はお姉様の為に 今日も 生け贄を狩り帰る
真っ白な骨は 墓場に捨てましょう
あの子も欲しがる 赤い果実を今日も持ち帰る
ワインに料理 なにを つくろうかな?
月時計は狂った 赤く紅く染まってく
私は今日も 獲物を狩り躍る
今宵の生け贄は運命に捧げられた
空に浮かぶ緋色月 私は手を伸ばした
届くこともないのに 手を握りしめた
うさぎは見上げた 輝く満月を
雲に覆われた星に なにをねがっている?
風が髪を揺らし 流れる時に身をゆだめる
青く光るグラス 窓の外に放り投げた
月で躍る悲しきうさぎ 少女は運命を噛み締めた
月夜に輝くナイフ 泉に落ちた十字架
きっといつか来るその日まで
月を 眺めていよう
青い小鳥 籠から逃げて
狂う私を ずっと 眺めていたの
さよなら 壊れた人形
願い叶わぬ 月への祈り
無意味な祈りと知っても
私は祈り続ける
指先に触れた人形
すぐに 壊れて 消えてった
他の人形を見つめる私
震える 可愛い 人形たち
ひとつ すくいあげあ
お次はどんな運命に?
お願い壊れないで?
私を楽しませて?
散りゆく涙 土にこぼれ落ちた
土から芽生えたのは
運命か絶望か……… ?
壊れた世界 始まりは月から出来た
赤い手帳 運命のページには
闇色のペンで ぐちゃぐちゃに思いを描く
少女は涙を流す
悲しきページには 赤い血
涙を一粒残し
少女は窓から飛び降りた
世界よ回り続けろ
いつかは 滅びるのならば
欲にまみれたのーと
ずっと 描きつづけよう
ぬああ、まさにこれは
ジメジメパラダイスじゃんwwww
あっちぃ…(;´д`)
という訳で、今日はプール
行ってくるww
階段駆け抜けた その先には何がある?
少年は駆け抜ける 闇に染まった螺旋階段
窮屈な檻に閉じ込められた少女
救い出してくれる人を 今か今かと待っている
螺旋階段登っても まだまだたどり着けない
待っていても 誰も来ない 頬を伝う涙と血が
時の流れを語っている
僕は走る
私は歌う
希望を胸に
絶望の歌を
明日はある
明日はある?
もうすぐ君に………。
もうすぐ私は………。
第2章に続く
たどり着いたその先には 倒れた少女が一人
頬に触れると 瞳を開けた
意識を失い 歌をうたえなくなってしまった私
頬を伝うなにか 瞳を開けると 少年が一人
歌声は 暗闇の中を明るく照らし
少年の心を動かした
歌をうたうと 少年の笑顔が私を照らし
少女の心を動かした
私は歌う
僕は眺める
希望の歌を
天使のよう
乾いた地面に
乾いた空に
希望の光を…………。
第3章につづく
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