そして、俺は最悪な事態を招いた 声が出なくなったのだ これが一つ目の代償だ そして、一年毎に俺の感覚、中にあるものが停止していく 俺は当然の報いだと思った そして最後に耳が残った 何年経っても耳だけが停止しない 俺は一つの感情が生まれた 恐怖 次から次へと生まれた 哀しみ 自らこの世に生まれた 嬉しさ 感情が増えていくばかり