夏だ！祭だ！怖い話だ！！

カビ臭い匂いが充満している部屋を見ると
何で女性がここに来たのか私は、わかりませんでした
その女性は、そのまま二階に上がり
大きな窓辺に立っています
「どうしたんだろう？」
と私は、思ってその女性に勇気をふりしぼり話しかけました
『あの…何でそこで立っているんですか？』
聞いても、小さな声でボソッと言ったので聞き取れませんでした
もう一回、次は、もっと大きな声で聞きました…
すると…

『悲しいの…悲しいの…』

と言ったので何で悲しいのか私は、聞いてみました
『悲しい理由はね…息子と夫が死んだの…』
私は、かわいそうに思い、
「大丈夫ですか？」
と聞きました…
『うん…もう大丈夫…
だって……
私もここで死んだから！死んだのに何で私は、向こうにいけないの！！！！！』
私は、訳も分からずその空き家を飛び出しました
あらためて考えてみると
私が歩いただけでﾐｼﾐｼと音がなる床を、一回も音をださずにその女性は、通っていたのです…

それから私は、そこには、一回も行っていません…

キャー！！！！！！！