8月15日の午後12時半くらいのこと 天気がいい 病気になりそうなほど 眩しい日差しのなか することもないから君と 駄弁っていた 「でも、まぁ夏は嫌いかな」 猫を撫でながら 君はふてぶてしく呟いた あぁ、逃げ出した猫の あとを追いかけて 飛び込んでしまったのは 赤に変わった信号機 バァッと通ったトラックが 君を引きずって泣き叫ぶ この続きなんやったけ?