漆黒院家《漆黒より舞い降り龍》第一章

《冥界ライフリターンズ》

明日の 午後は きっとなにか起こるだろう
魔導士は呟いた
気分屋な彼 はいつでもきまぐれ
冥界をさ迷うのも 遠くない
世界を漂う 三つの欠片
集めることを 知る者は0
きっと私とあなたとあなた
それだけでしょう きっときっと……
『魔導士も厄介ね』

冥界をさ迷う 青年
片腕に プログラム背負って
かつていた あいつは
電子音とその欠片を残して消えた…
もしも 生まれかわれルならば
そのときはまた よろしく…！

『さあ、どれにします？』

天国と地獄とこの世の三つだけ
罪の数で 選べるルート
もちろん……××××××××


『かしこまりました、千鶴様？』