もち 2013-06-09 22:18:37 |
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はい。お久です。話しちゃいましょう!
「窓の外」
これね、私が保育園の時の事。年長さんだから誰にも文句は言われないっていう年代になりました。
いつでも先生がいない時は皆年長に従っていたんです。その中でも一番偉いようなフリしてたのが
女子Aだったんです。Aは皆をこき使って、その上自分で犯した間違いをほかの人に着せてたんです。
皆はAの事を嫌っていました。何とか対処法を見つけようと皆で会議を開いていたんです。
ザワザワ、ワイワイ、こそこそと会議は進んでいました。そしてある決断が下されました。
それは、「Aを懲らしめること」でした。
二日後。
Aはそんな私たちのたくらみも知らずにのんきに部屋に入ってきました。
するといきなりAの上から水がかかりました。Aは何が起きたのか分からずキョロキョロと周りを見ています。
Aははあとため息をついてタオルで顔を拭いていました。そのとき―――――
Aは窓の外から下に飛び出しました。監視していた私とBは驚いて窓の外を見ました。
Aの姿は忽然と消えていました。そのかわりにお日様は昼とは思えないほど赤く、空は暗黒の空でした。
後からわかったんですが、その保育園では窓から濡れたまま飛び出すと、
人を呪える力を手に入れることができるという怖い話が合ったのです。
そのまま何年かが過ぎましたがいまだに私は呪いなどにかかったことはありませんが・・・
学校の窓を見ると下にAが見えるようになったんです。
Aは私に呪いをかけたんでしょうか。それはまだ分かっていません。
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