鏡音モナ 2022-05-23 20:46:17 |
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第四章「思い出」
翌朝。朝食を食べに行くと四つの席があるテーブルの方にミクとリンちゃんがいた
「ふわあ…おはよう…」
あくびをしながら挨拶をすると、リンちゃんとミクが少しにやけて昨日の夜の事を聞いてきた
「ねぇねぇ…昨日の夜ナニしてたの~?」
やはり、リンちゃんはレン君の相方のような存在なので人一倍レン君の事を気にかけているようだ
「べ…別に…何も…」
レン君は片手で目をおおって顔を赤らめている。
「いつもは私達が下ネタチックな事言うと『ちょっと…やめろって…』とか言うのに昨日は何も言ってなかったよね~☆」
レン君はリンちゃんにいつもの癖をつかれたのかますます顔が赤くなっている。
「まぁ愛する妻だと言っても一応年下の女の子だからするにしても優しくしてあげないとね~いきなり襲うとかは絶対ダメだよ~」
ミクはそう言ってレン君の肩をポンポンと優しく叩くと空っぽになったコップを持ってジュースを取りに行った。
「うぅう…穴があったら入りたいよお…」
レン君はそう言いながら恥ずかしさが頂点に達したのか、ふさぎこんでいる。よく見ると頭から湯気が出ている。
「そういえばモナとレンって結婚したんだよね~ということは『鏡音モナ』になるよね!!じゃあ私達は鏡音三人組!!イエーイ!!」
リンちゃんは決めポーズをして私とレン君の隣に来た
……やっぱり…前世の時と全然変わってないなぁ……
「よいしょっと…人多くて取りに行けなかった~」
ミクが戻ってきた。周りを見るとミクが言った通り人が多くなってきている
「もぅ~レン。いつまで恥ずかしがってるつもりなの~?」
リンちゃんはレン君の頭をツンツンとつついている。
「だって…恥ずかしいし…」
レン君は顔をあげたがまだ少し顔を赤らめている。
「あ。そうだ。モナからしたらレンは愛する夫でもあるけど一応年上の男の子だからドンと頼っちゃっていいと思うよ~」
「ちょっとミク…」
いじられているレン君も可愛いし、いじってるリンちゃんとミクもとても可愛い
やっぱり仲が良いのも変わらないんだな~
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