鏡音モナ 2022-05-23 20:46:17 |
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第六章「一緒に暮らそう」
数分後……ひとつの豪華な館の前に車が止まった。
「え……?ここが家…?めっちゃ豪華…」
「そうだよ~私とリンとレンとメイコとルカとカイトが暮らしてる所だよ~」
ミクの話によるとこの館は六人とお手伝いさんが暮らしている所だという……ということは私もここで暮らすのか……?
門の前にいた人が館の中に案内してくれた。中に入ってみるとドアが沢山あってその先には部屋があった。お手伝いさん一人一人に一個ずつ部屋が与えられているようだ。
「モナ様の部屋も用意しようと思っていたのですが…あと一週間はかかりそうですね。それではモナ様はレン様のお部屋で過ごして下さいませ」
「えっ……///男女が同じ部屋で過ごすのは……///」
頭の中にはレン君とあんなことやこんなことをしている自分ばかりが浮かんでくる……
「ま。こんなに可愛い子と寝れるのは嬉しいんだけどな☆」
レン君は横から抱きついてそう言った。……ん?『可愛い』…?
今まで私は異性はおろか同性にすら可愛いと言われたことがなかったので実質人から可愛いと言われるのはこれが初めてになる
「え……えっと……私人から可愛いって言われるの初めてなんだ……」
「そっか……」
レン君は私の耳元に顔を近づけてこうささやいた
「初めてが俺でよかったな…」
私の耳に吐息がかかる……とても興奮した……時が止まったような気がしたし、やけに時計の音がうるさく聞こえる………
「なんかモナとレン。イチャイチャしてるね…」
「そうだねリン」
ミクとリンちゃんがこそこそと話している。門番の人は少し気まずくなっている感じがする
「そういうことでモナ様はレン様の部屋で過ごして下さいね……?」
そう言い残して仕事に戻っていった
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