蓮根 2022-05-28 22:59:15 |
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一応太敦、中敦、芥敦要素あり、学パロ
op.第一章
ーー桜舞い散る、この季節に。
僕は中島敦、故あって自殺寸前の人を助けています?!
「すみません、、何をされているのでしょうか、、」
一瞬、此処って本当に学校だよね?と怪しくなるが、多分普通の学校なんだと思う。
「ああ、自殺だよ、自殺。知らないかい?」
前言撤回、此処は普通の学校ではなさそうだ、、
「君こそ此処で何をしているのだい?家に帰りたまえよ。親御さんが心配するだろう。」
現在午後6時半、普通の生徒ならばもう帰る時刻だ。
「それが、、、」
「?、、なんだい?」
「僕、、帰る家がなくて、、孤児院育ちなので、、ははは」
「、、、、。」
「すいません、呆れますよね、、。転校初日で家がないなんて、、」
「そうか、、。良かった。」
「はい?」
家がなくて良かった?何を言ってるんだ、この人、、。
「私の家においで!」
「・・・・・・・・え?」
「丁度あと一人は家に入れそうだしねぇ、、。ふふふ」
唖然とする僕を置いて、電話をし始める。
「あと一人って、未だいるんですか?!ええっと、、」
そういえば、未だ名前も聞いてなかったな。
「私かい?私の名は太宰。太宰治さ」
これが僕と太宰さんの運命の出会いになるなんて、、、。
続く☆←
あつぴ尊いねぇ←おい
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