きつねの小説（きつねワールド）解説

「GS-07」

GS-07（別名ゲンスタール、以下07と呼ぶ）は惑星Gの温帯林などに生息する特殊な原生生物である。
分類的にはカプトやモルスラクスに近い種類であり、浮頭類によく見られるジェット器官が大型化しており、顎が消失し、頭にトサカがついている。
通常時は主に果実を食べており、1つの木に実っている木をある程度食べるとエネルギーをガスに変換し別の木に飛び立つ。
07はげんごの遺伝子がなんらかの理由（①）で詰め込まれた石のような物体（別名07-2、以下げんご石と呼ぶ）に触れることで体の構造や性格などを変え07-3の状態になる。外見は07と01が合わさったようなものである。体内のガス（②）を消費することで足から炎を噴き出して飛行することができる。（③）
07は宇宙ぎつねの伝承にも登場している。内容を簡潔に説明すると、「07は原生生物の戦争（④）を止めるために星の神が送った使いで他の2匹（⑤）と頑張ったけど負けたよ！だけど3種類の原生生物が助けてくれてその後神様を呼んで戦争は解決したよ！」というかんじである。

① 神が問題解決のために魂を石に封じ込めたと言われており、現在科学では説明できない方法で作られている。いつどこで作られているかは全く不明。他にも02と14の石がある。月光研究所の実験でフェヌラール氏が15の頭部の骨を砕いたものの一部と胸の辺りの肉を19の酸性の唾液で溶かして残った物を普通の石に強引に付けた状態で1週間放置して似たようなものができたが、01に触れさせたが何も起こらなかった。
② フォルムチェンジによるガス。
③ ｵｵｵｵｵﾝという音が鳴り、体をほとんど足で隠し（足は少し肥大化するが、目の錯覚なのか実際に変形しているのかはまだ不明）飛行する。神の力が作用しているのではないかと言われている。
④ ２つの巨大大陸が合わさったことにより縄張り争いが勃発し、それが広がって戦争になった。
⑤ ルナカプト、アルマバグ。2種は月、太陽の使いと言われている。