小説好き 2022-11-26 20:10:16 |
通報 |
3話 前の
1週間前
俺は今幼馴染みの恵美とショッピングモールでデートをしている。
「あそこにクレープ屋があるよ!食べよーよ!」
クレープ屋を見つけ駆け出していく恵美。俺はそれを追いながら注意を言う
「転ぶから走るな、クレープは逃げない」
「はーいっ!分かった!」
方向転換をし俺の下に戻ってくる。
そのまま手を繋ぐ。
「えへへ」
好きだ。でもこの気持ちを伝える事はしない。
否
出来ない。俺にはその勇気が無いから。
でも出来る限り恵美と側に居られればそれで良い。それが良い。
「クレープ…俺が買ってやるよ。」
「え?!本当に?じゃあ高いのにしよっかなー」
出来るだけ恵美の側に居たい。この居場所は誰にも
譲らない
|