小説好き 2022-11-26 20:10:16 |
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5話 クラス
はぁはぁ。学校が見えて来た。
やっと着いた…ふと校舎の時計塔を見ると 7,10 まだ家を出て30分程しかたっていない。
なのでまだ登校者がちらほらと見える。
ん?こっちを見てる?
だがそんな事はどうでもいい。早く恵美に会いたい。あの男たちも追って来るかも知れないので直ぐに上履きを履きクラスを目指す。
「おいお前、」
後ろから声を掛けられ振り向く
櫛田 悟 俺の友達だ。
「何?俺急いでるんだけど」
そう面倒臭そうに訊くと悟は呆れるような顔をした。
「お前なぁみっちゃん先生に謝ったのかよ」
何を悟は言ってるのだろう。俺は先生に謝るような事をした覚えは無い。
「ん?俺ミナミ先生に何かしたか?」
「お前みっちゃん先生を殴っただろ!何でそんなに平然としてられるんだよ!」
は?
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