おひひ 2023-07-28 22:34:19 |
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二次創作悪魔かけたんご https://d.kuku.lu/hrb744abu
隠伏の悪魔で、物を隠すことができます
あんまり契約することはなくて
契約内容は生命力を吸い取るンゴ
いつもは暴れまわって世界中のみんなを消して神隠しにあわせるンゴ。だからちょっと天狗要素をいれた。手袋や靴?みたいなのをはいているのは証拠を残さないようなそんなイメージから。
黒っぽい色もぶきみなかんじにするためにしたんご
タイトル1☆-ものを消す力
ここは穏やかな風が優しくなびく、平和な村。
ヤソナはそんな村の中央広場で、草木と戯れるように転がっていた。
「皆町にいっちゃったなぁ、そこまでここは不便じゃないと思うんだけど、どうなんだろうね。」
風の音にかき消されながらも、花に聞かせるように優しく呟く。
これがヤソナの日課だった。
そんなときだ。
「長きにわたり育てられた草木、汝らにとってはなんと目に焼き付くすような光景だろうか。」
ふてぶてしい太い声がヤソナのミミを引き立てる。
急いで振り返ろうとしても、体が硬直して言うことを聞かない。
「おっと、汝らは我らのことを本能的に恐れる集成があるようだ。全く。我はこんなに機嫌が良いというのに、その気分を損ねるようなことをしよってからに。」
少し悲しそうな声が、ヤソナにとって固まった体をほぐしている気がした。
「あ…」
やっと口が開いた。しかし、自分の思った通りの言葉がでず、喉がつっかえる。
「何か話したいのなら話せ。そうじゃないと、いくら悪魔である我でも全く分からぬ。」
悪魔…?
そんな言葉が数秒間頭の中を埋め尽くしたが、大きく息を吸い、悪魔の方へ体を向けた。
「ねぇ、悪魔さん。どうしてそんなに機嫌がいいの?」
悪魔は驚いたように蛍光色に輝いた目を開き、大きく笑い出した。
「汝、面白いやつよのぅ。我は気に入ったぞ。よかろう、汝を我の契約対象としてやる。」
「契…約?」
「そうだ。契約だ。我は汝に力を貸してやる。」
「力…?」
「あぁ。ものを消す力だ。」
どんどん強まっていく蛍光色の目から逃げることはできなかった。
どうしてこんな怖い悪魔に
話しかけてしまったのだろうか
>>7
タイトル2☆-真っ暗
「でも、そんなうさんくさいことしたくないよ…」
ヤソナは俯いてポツポツ話すと、悪魔はゆっくりと目を閉じた。
「やはり汝等は我の機嫌を損ねさせることが好きなようだな。」
悪魔は落ち着いた声で呟くと、突然波のように浮き出てきた手で、獲物に食らいつくような勢いヤソナを掴んだ。
片手で一匹のきつねを覆い隠せるほど、その手は大きかった。そして、鋭く、手袋をつけているのにもかかわらず冷たかった。
「んーー!、!んーーーーー!!」
息ができず手の内で小さな手足をばたつかせるヤソナを大きな声であざ笑うと、どんどん手同士をくっつけ合い、ヤソナを潰していった。
どんどん悪魔の笑い声は高く、大きくなり、あれ程までに元気だった花も、草木も、風も、ヤソナにとっては苦しい思い出に変わっていった。
(どうして俺って…独りぼっちで…あそんでたんだ…?)
走馬灯が流れている気がして、ヤソナは少しずつ目を閉じた。
それでも、眼の前には真っ暗な世界しか続かなかった。
なろうに投稿しますね。
きつね先生の作品と変わらないから少しかえましょう!
きつねどものたたかいは、不評でしたがおひひ先生は頑張りましょ!
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