潰し合いの末きつね村の民族は統一されたかに思えた。 しかし特産物である小豆は粒あん・こしあんのどちらであるべきかという論争により、粒あん派と腰あん派による対立関係が生まれる。 両者の対立は日に日に激化し、ついにはこしあん派による粒あん派粛清運動にまで発展した。 中世の魔女狩りを想わせる苛烈な粛清に耐えかねた粒あん派は、当時きつね村自警団の団長を勤めていたゴン氏筆頭に反乱軍を結成し、応戦を開始する。