うんこのごとくリクエストされた小説を無心で出力するスレ

うんこのごとくリクエストされた小説を無心で出力するスレ

Heinz Rolleke 2025-05-06 23:07:10 ID:35fa7e5d2
通報
雲霞の如く

  • No.1 by 常連さん  2025-05-06 23:44:24

リクエスト「きつね村の日常」
さすがにまじもんのうんこは書きたくないか

  • No.2 by Heinz Rolleke  2025-05-07 00:13:02

我が名は木霊狐吉。齢三百三十。かつては山神の使い、今はSNSの奴隷。

 すべての元凶は、あの投稿であった。
 「田んぼで月見酒。人間界、悪くない。」

 たったそれだけで、世は“きつね村”を「隠れ里の桃源郷」だの「ノスタルジーの権化」だのと騒ぎ立て、我が村は一夜にして観光地化の危機に晒されたのである。これはもはや災害である。Twitter災害、略してツイ災である。今はもはやXだなどかかずらっていられない。

 「これはまずい。人間が来る。カフェができる。スタバができる! Wi-Fiが飛ぶ!」

 村会議が緊急開催された。議題は一つ。「どうにかしてバズを止めろ。」

 その結果出された妙案がこれだ。
 「最悪の投稿をして、嫌われよう」
 ──どこまでも発想が昭和である。

 我々は知恵を絞った。悪趣味なハッシュタグ、陰謀論的ポエム、雑コラ画像、意味不明な料理写真(例:イチゴの味噌煮)。

 満を持して投稿。
 「きつね村の本当の姿を教えます。人間は監視されています(藁人形の写真)」
 「#来るな人間 #マジで呪う #ナチュラルヘイト」
 「狸は食べます。狐はたまに食われます。SDGsってなんだ?」

 ──結果、バズった。いや、大バズりした。

 「めちゃくちゃ笑った」「きつね村狂ってる」「逆に行きたい」「狐になりたい」
 #きつね村の闇、まさかの世界トレンド入り。

 挙げ句の果てに“きつね村レトルト呪詛カレー”なるパチモンまで販売され、通販予約半年待ちである。
 村長は白目をむき、巫女は出家し、わたしはパブリックエネミーNo.1として週刊誌に取り上げられた。肩書きは「きつね系迷惑クリエイター」。

 だが、もはや後戻りはできぬ。我らは“悪意あるバズ”という戦場に生きる者。
 「こうなれば村ごとキャラを作るしかないな」
 「そうだ、“陰キャスピリチュアル観光地”という路線はどうだ?」
 「神主をVtuberにして生配信しよう」
 「いっそアニメ化だ。声は花澤香菜で」

 ──こうして、きつね村は地獄のスピードでプロデュースされ、
 わたしは気づけば出版契約を結び、今この原稿を書いている。

 タイトルはこうだ。
『きつね村の日常:バズって壊れた里山と、俺たちの倫理観』

  • No.3 by 常連さん  2025-05-07 00:56:32

なるほど、今こうして行われているスカトロもかつてのこうした運動の名残と考えると感慨深い。おもしろい小説をありがとう!

  • No.4 by 名無しさん  2025-05-07 01:03:57

またAIすか?堂島さん

  • No.5 by 常連さん  2025-05-07 01:18:46

もう1個いいかな?
リクエスト「お砂糖ができました」

  • No.6 by Heinz Rolleke  2025-05-07 10:30:08

 人類史上、最も甘くて、最も危険な発明──それは核でも火薬でもない。お砂糖である。

 この事実に最初に気づいたのは、他ならぬわたしである。冴えない大学院生、専攻は哲学、趣味は夜のコンビニ徘徊。研究テーマは「人間の欲望の構造的甘味論」。履修登録時に酔って書いたせいで、教授もわたしも訂正のタイミングを逃し、そのまま論文の提出まで漕ぎつけてしまった。

 ところがある日、研究室の冷蔵庫の奥から未知の砂糖が発見された。見た目は白く、匂いはなく、味は──一口舐めた瞬間、わたしは一切の不幸を忘れ、脳内にスキップするハムスターが五千匹現れた。

 「これは……純度100%の幸せ……!」

 感動して提出した論文が、なぜか防衛省に回され、「この男は危険だ」としてしばらく監視対象になったのは些末な出来事である。

 わたしはその砂糖を「理性粉(リセイフン)」と名付け、こっそり研究を進めた。わずか数グラムで暴力性が激減し、幸福感が増し、宗教への興味が失われる。まさに現代における賢者の石──あるいは“甘い地獄の導火線”。

 ある日、わたしは友人の断固として就職し社会に迎合する事を拒む、虚無主義者・西田くんに理性粉を入れたコーヒーを出した。

 「これ……うまいな……なあ、おれ、就職してみようかな」

 その三日後、西田くんはスタートアップを立ち上げ、「お砂糖屋」を開業。
 ──つまり地獄の釜の蓋が開いたのである。

 “理性粉入りおやつ”は爆発的に流行し、日本人の99%が幸福になり、残り1%の哲学科教授が「これは人間ではない」と叫びながら山に籠もった。

 街から争いが消え、政治家が国会でプリンを食べ、サラリーマンが笑いながら早退し、学生は誰も大学に来なくなった。
 すべてが“甘さ”で解決された世界。──あまりにも気味が悪い。

 「これはいかん。人間が人間をやめてしまう!」

 わたしは西田くんに直談判した。「頼む、この砂糖の製造をやめてくれ!」
 「いや、できないよ。もうみんな、甘くなっちまった」

 ──そのとき、厨房の奥から声がした。
 「お砂糖ができました」
 それは、まるで天使のささやきのようで、わたしの理性を跡形もなく崩壊させた。

 気づけば、わたしも白衣を脱ぎ、エプロン姿で笑っていた。
 「お砂糖、入りまーす!」

  • No.7 by よしお  2025-05-07 12:29:24

一方その頃小島よしおは
地元沖縄でワンマンお笑いライブを開いていた。

よしおのアルプス一万尺いくぜ
ウェェェェィ

よしおの一万尺
よしおが歌うよ
よしおにあわせて
さぁおどりましょ
ランラランランランランランラン
ランラランランランランラン
ランラランランランランランラン
ランランランランラン

国語 算数
英語 理科 社会
全部0点
そんなの関係ねえ
ランラランランランランランラン
ランラランランランランラン
ランラランランランランランラン
ランランランランラン

宇宙人に
初めて会ったよ
あいさつピッポッパッの
はい おっぱっぴー
ランラランランランランランラン
ランラランランランランラン
ランラランランランランランラン
ランランランランラン

ニョロニョロニョロ~…

犬はワンワン
猫はニャーニャー
小島よしおは
はい ズイズイズイ~
ランラランランランランランラン
ランラランランランランラン
ランラランランランランランラン
ランランランランラン

山にでかけて
くまに会ったよ
いっしょにおどれば
だいじょぶ だいじょぶ
ランラランランランランランラン
ランラランランランランラン
ランラランランランランランラン
ランランランランラン

ニョロニョロニョロ~…

鼻水ジュルジュル
鼻血がブーブー
鼻毛がボーボー
なんの意味もない
ランラランランランランランラン
ランラランランランランラン
ランラランランランランランラン
ランランランランラン

地球のみんなで
声をそろえて
夢に向かって
前へ前へ前へ HEY!
ランラランランランランランラン
ランラランランランランラン
ランラランランランランランラン
ランランランランラン
ウェェェィ

  • No.8 by 常連さん  2025-05-07 17:34:10

草w
みんな砂糖に乗っ取られちゃった

次は「ひとりぼっちがたまらなかったら」

  • No.9 by めこ  2025-05-10 20:52:32

>>8
の次、できたら薔薇書いて欲しい
伝わったらでいいw

  • No.10 by Heinz Rolleke  2025-05-10 22:23:03

ひとりぼっちがたまらなかったら(薔薇)

 大学三回生の秋、僕は「ひとりぼっち」が病的にたまらなくなった。

 教室にいても、サークルにいても、屋上でタバコを吸っていても(注:僕は吸わないが、吸っていることにしている)、心の中心がいつもぽっかりと空いている。そこに詰めるべき何か──たとえば鍋、手紙、スキンシップ、もしくは誰かの手──が決定的に欠けていた。

 そんな折、僕のもとに現れたのが、安西くんである。

 安西くんは、いつも黒いタートルネックを着て、イヤホンからはクラシックしか流しておらず、笑うと犬歯が見える男だった。何かにつけて気障で、なのに妙に居心地が良い。彼はある日、こう言った。

 「君、孤独のグルメじゃなくて、孤独の哲学だよね」

 「意味がわからん」と僕は答えたが、たぶん、彼にはすべてお見通しだったのだと思う。僕がひとりで部屋に帰り、Netflixのおすすめすら寂しさを増幅する呪詛にしか見えないような夜を、毎晩毎晩耐えていたことを。

 「じゃあうち、来る?」

 それは誘いというより、救命ボートだった。

 安西くんの部屋はやたらと良い匂いがして、インスタントのミネストローネがやたらとうまかった。ソファに二人で腰掛け、ひとつのブランケットに無理やり入った夜、彼はぽつりと呟いた。

 「ひとりがたまらなくなったら、人肌に逃げるのは間違いなのかな」

 「いや」と僕は言った。「そういう時に逃げる先があるのは、いいことだ」

 安西くんはなぜか黙って僕の手を握った。
 あたたかく、でも必要以上には押し付けてこない、ちょうどいい寂しさの分量だった。

 それからの僕たちは、友人ではなく、ルームメイトでもなく、むしろ“寂しさのシェアリングサービス”として週に二、三度落ち合う関係になった。

 誰もそれを咎めない。言葉にもしない。
 だが、僕はたまに考える。

 ただそれを言葉にしてしまったら、終わってしまいそうな気がするので、僕は今日も言わない。言わずに、安西くんの作るミネストローネをすすり、彼のソファで猫のように眠るのだ。

 ひとりぼっちが、今日もちょっとだけ、たまらなかった。

  • No.11 by 匿名さん  2025-05-10 22:41:09

二つ一緒にされたけど、それで逆によくなってる
ほんとにこんな読みごたえのある小説ただでリクエストさせてもらえるの申し訳なくなってきた、がんばれ!!

  • No.12 by らいむ  2025-05-10 22:51:55 ID:45f10cc8d

BL要素入ったら56す

  • No.13 by 匿名さん  2025-05-10 23:06:40

>>12
これは荒らしの方のきつね村のとは違うしそもそもリクエストだから管轄外だと思う。

この人の別スレの投稿内容についてはどうかと思うけど

ニックネーム: 又は匿名を選択:
トリップ: ※任意 半角英数8-16文字
下げ おやくそく
※トリップに特定の文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます
※必ずおやくそくのページの内容をご理解いただいた上でご投稿ください
※顔文字など、全角の漢字・ひらがな・カタカナを含まない文章は投稿できません。
※メールアドレスや電話番号などの個人情報や、メル友の募集、出会い目的の投稿はご遠慮ください




Copyright コミュティア All Rights Reserved.
スレッドを作る

トピック名


ニックネーム

(ニックネームはリストから選択もできます: )

トピック本文


トリップ ※任意 半角英数8-16文字



※トリップに特定の文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます
※メールアドレスや電話番号などの個人情報や、メル友の募集、出会い目的の投稿はご遠慮ください
おやくそく



管理人室
ご意見・ご要望はこちらへ