続き書いて欲しいなら書く(保証はせんぞ)
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題名「夏休み(仮)」
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「あ”あ”あ”終わらせてやるよー!!!!」
俺の名前は佐藤翔太。友達からは翔太と呼ばれている。
今は中学校に入っての夏休み。期末テストが終わって燃え尽きた俺は夏休みは男友達とつるみながらで夏休みを過ごしていた。そして今、俺は発狂しながら課題を終わらせている。その事を解説しよう。
話は半日ほど前まで遡る。
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「どうしてこうなった…」
俺は幼馴染みの唯花の家に勉強会に来ていた。
「翔太は相変わらずだねぇー」
「うるせぇ」
唯花の優しい声が脳に響く。
いつもならこのまま話し込むだろう。
だが、現実が俺を引き戻す。
目の前には真っ白な国語と数学のワークが置かれている。
そして、今日は8月31日。
…控えめに言って絶望的状況だ。
中学に入ってから初の夏休みだっただけに、少々浮かれていたのは認める。
だが、目の前には真っ白なワークが2冊。
オワタ☆
「翔太は小学校からこうだもんねぇー」
そう。俺は小1の頃から宿題を最終日まで毎年溜め込んでいて、夏休みが来る度に唯花にお世話になっていた。
「ごもっともです。返す言葉も見つかりません。」俺はそういうと、苦手な国語のワークを開いた。
時刻は丁度10時になったところだった。毎年唯花のお母さんが作ってくれるお手製クッキーをつまみながら、問題を解き始めた。