櫻ヶ谷 2012-04-30 10:04:13 |
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もしもこの恋に終わりが来たら 凪への想いが消えれば どんなに楽なのだろう もしこのまま凪だけを想っていたら
・・・どうなるんだろう。 早く忘れてしまいたい 二度と伝えてはいけない想いなら 自然に忘れる方が絶対に楽だ
どうしてだろう 俺たちって不思議だよな
こんなにも好きなのに・・・
毎日夜の8時くらいにかかってくる電話
バイブ音がそれを知らせる。
鳴り止まないバイブに手を伸ばして
携帯を手に取る
開けると凪のではない名前が画面に表示されている。
掠れた声で返事をすると
受話器の奥で
凪がクスッと笑ったような気がした
違う人からの電話でさえ
凪からかも知れないなんて期待する俺は馬鹿だ
ただ楽しい雰囲気のだけが漂った
どうして凪と終わってしまったんだろうか
ずっと一緒だって言ってたのに
神様は意地悪だな
そうだ。
あの時・・・
素直になれなかったんだ・・・
「もう、別れようぜ」
本当はずっと凪の側に居たかった
でも見てられなかったんだ
俺の隣に居ることで
虐められる凪を。
大丈夫だよ?
って笑う彼女の瞳はいつも笑っていなかった
もうどうしようもない位
温かさを失った俺の心と
俺の知らない所で流れる涙が
俺たちを変えていった
女視点
この道を歩いても、また迷子かな?
怖いよ…。貴方の手を握りしめる。
これなら、大丈夫…かなぁ?
この先には、どんな幸せが待ってるのかな?
暗い道を照らすのは、月の光だけ。
貴方と大好きなおやつをわけて
食べる。いつもなら、笑顔で
パクつくのに、今日は、お腹が
すいてるのに、あまりおやつが
おいしくない。あれ?なんで、
クッキーがしめってるの?
あ、そっか。私、泣いてるんだ。
貴方は心配して、手を握ってくれる。
温かい……。
もう、怖いよ、この先には、
進みたくないよ。
でも、行かなければならない。
運命の歯車は、回っているから……。
罪を、犯してしまったから……。
許されない、双子の愛を
守るために……。
『愛してる』
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