櫻ヶ谷 2012-06-28 23:25:00 |
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手を精一杯伸ばして追いかけた。
これが届かない想いだと分かっていたけれど、ひたすら彼を追い求めた。
愛してるよと永遠の愛を誓い合った日々が嘘のように、さも簡単に崩れ去った。
「もう行かなくちゃいけないから」と告げられたのが、どうしても「もう逝かなくちゃいけないから」と言ったように聞こえた。
ギャグのように聞こえるかもしれない。
ただの言葉遊びのようだけど、私にはちゃんと聞こえた。
声にならない声で、彼がサヨナラを告げたのも。
それだけの覚悟は凄いと思うし、曲げるつもりも無いであろう意志を私が曲げようとも思わなかった。
偽りの笑顔で、彼らに「頑張ってね」と言う。
攘夷戦争はどれだけ残酷で、凄惨で、果てのないモノだろうか。
「大丈夫、いつか帰ってくる」と言う言葉にさえ安心出来なくて、信じきれなくて。
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