櫻ヶ谷 2012-06-28 23:25:00 |
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三年なんて余裕で過ぎてるだろう。
ちゃんとした月日は把握してないけれど、きっと過ぎている。
「・・・探しに行こう。」
しかし、私は彼らが何処へ行ったかは知らない。
彼ら自身も、特定した行き先があった訳でもないだろう。
彼らの中ではもう既に私が今の家を飛び出して違う男性と結ばれたと思っているかもしれない。
待っていてもきっと彼らは此処に帰ってこない。
「晋助・・・」
幾度となく、彼が居ない場所で彼の名前を口にした。
気付けば呼んでいて、探していて。
私が今居る場所に彼に関するモノは何も残っていない。
早く会いたい。
会って、声が聞きたい。
当たり前のように隣に在った笑顔は何処に在るのか分からず、この上なく必死に捜している。
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