静華 2012-10-07 20:35:30 |
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幼馴染みのキミ。
誰よりも距離は近いと思ってた。
誰よりもキミは特別だと思ってた。
キミも同じ気持ちだといいなと思ってた。
誰よりも想ってた。
なのに、キミはずっと向こうを向いている。
ねぇ。振り向いてよ。
何度言ったって伝わらない。
キミは何を見ているの?
その視線の先には誰が居るの?
答えて…
キミがスキ。
やっと伝えたこの言葉。
キミは黙ったまま、どこかへ行ってしまった。
どこへ行ってしまったの…?
私じゃ…ダメなんだ…。
私だけ、特別じゃなかったんだ。
ふと流れた涙。
私の視線の先には、幸せそうなキミとあのコがいた。
つぶやいた。
『大好きだったよ。』と。
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