小説とか、詩を書く的な処(笑)　Ⅳ　

もうちょっと周りのこと見なさいよこの鈍感。 察しなさいよね、馬鹿。
私がどんな想いで涼太達を見てたと思ってんのよ。 この鳥頭。幸せボケですか？コノヤロー。 別れたんならもうそのおめでたい頭やめてよ。指差して笑うぞ。
もう、馬鹿以外言葉が出てこないよ馬鹿。
大好き、馬鹿。
分かってよ、馬鹿。
好きでもない女に『超好き』とか言うなよ馬鹿。
貴方と同じで１人の人しか眼中に無いんだよ。
大馬鹿野郎です、此奴。皆さん、この大馬鹿野郎は 黄瀬涼太って言います。私の好きな人だからあんまり虐めないで下さいね。
「だって奈央のこと好きだから」
「…私も涼太のこと好きだよ」
分かってた、全て分かってた。 幼なじみだから。 涼太の言う『好き』と私の言う『好き』は根本的に意味が違うこと。
たくさん在る『好き』のうち、私の『好き』は紛れもなく『恋』なんです。 秘めた恋心なんです。

END*