櫻ヶ谷 2012-11-11 19:36:12 |
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時を刻む針
流れる 鼓動は0
奏でる 音色は
寄り添う 華のようで
恋い焦がれ そして散る
色褪せた アルバム
忘れてた 写真
めくるたびに
紅い満月が 朽ちるように
涙溢れた
時の流れは 止められずに
叫ぶその声 紅の新月に響き
闇と光が ぶつかる大地に
乾いた雨が こぼれ落ちた…
ドアの奥で冷たく眠る
君の横顔
あなただけは 朽ちてしまうの
忘れてた 運命…
ドアノブの隙間に
こぼれ落ちた 涙
叫ぶその声 時は止められずに
乾いた大地が 湿るだけ で
忘れかけてた 古い写真
時計の針が ジッと見ていた…
『大丈夫、生きてる間は ずっと一緒にいますから』
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