海堂 薫 2013-10-06 08:06:25 |
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そうだな…。
俺がお前くらいの年だったら幸せになれたかもな…。
俺はあいつに沢山のものを預けた。いや、全て…。
だから...もう何もない。
死んでる...ようなものだ。
死んだ様に生きる。それが俺に与えられた、
運命なんだろうな…(目に涙を溜めて)
幸せに触れようとすれば大やけどをする。
それを俺はあの前にいた場所で分かった。
俺にはもう…身が死ぬのを待つだけだ。
お前はこれからもっと色んな人と会って、俺のことなんて忘れていく。
すまねえ。
…涙が…溢れて止まらねえ…。(むせび泣いて)
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