ボカロの歌詞ＢＯＯＫ

人造エネミー
作詞：じん（自然の敵Ｐ）
作曲：じん（自然の敵Ｐ）
唄：初音ミク
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「夢の消えた毎日を繰り返していたって
　意味などないよ。」と
素晴らしいこと言うね
君もそう、「非現実を愛してます。」
なんて指では言うけど
口では何も言えないのにね

顔も声もない人と
繋がってる何かを感じて
それはきっと相思相愛じゃないけど
そうやって今日もまた一日が終わるけど
君は生きたようなフリをして
して　そして眠る

ああつまらないなと目を背けてみても
閉じることはできないくせに。
ねぇ、そんなことを認めもしない割に
今日もまた厭らしい顔で
画面の向こうの私を見てるよ？

それが最善策じゃないことを
きっと君は知ってる
萎んだ暗い毎日に
溺れてるのは苦しいよね

嘘じゃない現実が何なのか
解らないのら一緒に
人が造りだした世界で
生きるのはどうかな？

君を否定するような場所なんて
いる意味が無いでしょ？
もう全てＮＯにして
私だけをみてよ。

「ああ、素晴らしいね。」と
手を叩いても
全部嘘で外はゴミだらけ。

ねぇ、苦しいほどそれに
埋もれた君が
何で今あっちにむける冷たい顔で
私を見てるの？

それが最善策じゃないことを
きっと君も知ってる
それの先にあるのはきっと
底無しの孤独感

光の射さない毎日を
繰り返してた部屋に
崩れ始めている私の
ノイズが響いてる

「こんなの全然解らないよ」
叫んだ私に君に
「喋るだけのおもちゃはもう
　飽きた」と言った