相手の人生から立ち去ること、 これは何の対価もない上に、 寂しく、辛い決断である。 だから、せめて、そんな辛い決意が出来たとき、 遠くで見守る愛を選択できる強さを持てたとき、 それは本当の意味で、 誰かをしっかりと愛せたのだなと 自分を誇ってよいのだと思う。