私。モナのイラスト

R18『監禁ロリータ』part5　※レン君視点になります


数週間後


レナを渡す日にはちょうどタイミングよくリンが出かけていたので助かった………見つかったらどうなっていたことやら………
そう思い今日も地下室に行きモナの世話をする
最初のうちは抵抗してばかりだったが最近は俺の言うことをしっかりと聞くようになり従順な性格になってきてくれているので助かっている……まぁその代わり常に死んだ目をしているし以前よりも食べる量が減っているので体重が減少しているし口数が少なくなってきているが……でも「ヤらせて」って言ったら素直に従うのでムラムラしたときはモナとヤっている
「じゃ。おやすみ」
いつものようにモナをベッドに入れて部屋をあとにする………
「……ふぅ」
「レン。いっつも地下室に行ってるけど何かあるの？」
リビングに戻るとリンが立っていた。どうやら俺が毎日地下室に行っているのが気になったらしい
「あー……えっと……あ。そうだ明日の美術の持ち物なんだっけ?」
「え?アクリル絵の具と油性ペンだけど……」
なんとか話を濁せた………
「あとさ……モナが行方不明になってから結構経ったよね………」
リンはリモコンを手に取りテレビをつけニュースを見ながら寂しそうに呟いた
「こんなに長期間見つからないなら………誘拐とかに巻き込まれちゃったのかな……」
「………でも警察の人たちも頑張って探してくれてるらしいし………」
俺の言葉を聞いたリンは少し安心した様子で「おやすみ」と言って二階に上がっていった
言えない……モナが行方不明になってるのは俺が誘拐して監禁してるからなんて言えない…………



※リンちゃん視点になります


私は自分の部屋に戻ってからも、モヤモヤした気持ちになっていた
最近………というかだいぶ前からレンの行動がおかしい………毎日毎日地下室に行っているし、少し前は普段あまり行かない薬局で変な道具を買っていたし……………
ここまでならレンが変な行動をしているだけだと思って終わりだろう……でもモナが行方不明になったとき、ちょうどその時からレンが地下室に行くようになった。しかもモナが行方不明になったというのにそんなに寂しがっていない………これは何かが関係しているのだろうか………
「……………」
パソコンを立ち上げ、ネットニュースに目を通す………するとある考察サイトが目についた
「モナに似た女の子………?」
そのサイトはモナに似た13歳くらいの少女を見つけた人が書いたものだった。本人の許可も得ているようでその女の子の顔写真も載せられていた…………名前はレナ……髪の色は黄色とこげ茶のグラデーションでツインテール。小柄で細身な身体……緑と黒のオッドアイ…………顔の感じも雰囲気もモナに似ていた
妹………?いやモナは一人っ子だ………もしかしてそっくりさん?いやそっくりさんでもこんなに似ているわけがない………すごく興味深かったので私はレナという子の顔写真を保存し、じっくり見てみることにした
「………ん?」
よく見るとモナ以外の誰かにも似ているような気がしてきた………
「なんか………この子………モナとレンを混ぜて2で割ったような感じがする……」
直感でそう感じた………もう一度サイトに目を通すことにした。
「え……?ボーカロイドと人間のハーフ……?」
なんとその子はボーカロイドと人間のハーフらしい………ボーカロイドなんて……私やレン、ミク達くらいしかいない……………
「…………明日ヘアピンで地下室のドアを開けてみよう…」
心に決めて眠りについた……