鏡音モナ 2022-06-14 19:08:20 |
通報 |
『7人のショタに愛される』R18 一章「出会い」
「うぅん……ここは…?」
今私。夜音モナは兄夜音太一と一緒に来たことのない世界にいる………
時は数時間前にさかのぼる…………
数時間前
「あーねむ………」
太一がソファに座って目を擦りながらあくびをしている………実は私も結構眠い………今すぐここで寝てしまいたい………隣を見ると太一はもうすでに眠っている………
「私も寝るかぁ………」
そう呟きながら太一のとなりで眠りについた…………
んで目が覚めたらここにいたって訳
「ってかここどこなんだよ………」
太一が半ばイライラした様子でスマホを見ている……どうやらマップもこの世界用のマップに作り替えられているようで………帰る方法が全くないらしい……………
周りを見渡すと、家はあるものの………人通りが異常に少ない………時折2、3人くらい人が通りかかるが、みんな忙しそうな様子なのでどうにも話しかけづらい……
「んー……どうしよう………」
二人でおろおろしていると、前から誰かが歩いてきた。見た感じ私たちと同い年くらいだろうか…………顔がよく似た少年と少女がいる………髪色は金髪で目の色は緑色だ。双子なのだろうか………
話しかけようか迷っていると、少年と少女は私たちの前に立ち止まった。
少しだけ沈黙の時間が流れる………コミュ障な私は何も言えずおろおろするしかなかった。太一は社交的な性格だが、さすがに初対面の人とぺらぺら話すのは結構きついようで私と同じようにおろおろしている…
二人とも私たちが困っているのを察したのかこそこそ話している……
「ねぇ………レン。この子達のこと知ってる………?」
「知らないなぁ………リンは?」
「私も知らない……」
どうやら二人の名前は、男の子の方はレン。女の子の方はリン。ということが分かった
二人ともしばらくこそこそ話したあと、リンちゃんが口を開いた
「えっと……二人とも見かけない顔だけど………どうしたの?」
「もしかして迷子?」
レン君も続けて話し始める………どう答えたらいいか分からず迷っていると太一がゆっくり口を開いた
「えっと……僕たち眠ってて…気づいたらここにいたんです…」
さすが社交的な性格なだけあって、今までの出来事を分かりやすいようにできるだけ短く二人に伝えている……リンちゃんもレン君も納得した様子で「うんうん」とうなずいている
二人ともまたこそこそ話し始めた……
「んー……見た感じ行き場所とか無いっぽいし………当分は俺らの家に泊めてあげようかなって思うんだけど…リンはどう思う?」
「うーん………いいと思うよ」
話し終わったのか、二人とも私たちの方に向き直った
「よかったら私たちの家に来る…?」
「狭いけどね………」
「え!?ほんとに!?ありがとう!!」
私はあまりの嬉しさに大きな声を出してしまった………太一はそんな私を軽く押さえるとペコペコと頭を下げた。二人もさっきから何もしゃべってない私が急に喋りだしたことに驚いたのか目を見開いている…
「ああ……ごめんごめん………そういえばまだ自己紹介してなかったね……俺は夜音太一。年齢は15歳。んで横にいるのが妹の夜音モナ。年齢は13歳。よろしくね」
「うん。よろしく。俺は鏡音レン年齢は14歳」
「私は鏡音リン年齢は14歳だよ~」
どうやら二人は同い年らしい。それに名字も同じで顔もとても似ている………
「えっと……リンちゃんとレン君は双子なの?」
「え?違うよ?」
リンちゃんが驚いた様子で返答した。こんなに似ているのに双子じゃないの…………?
「えっと………なんだろう…………相方………みたいな?」
リンちゃんに続いてレン君も返答した。でも謎は深まるばかりだ………
「まぁまぁ……暗くなってきたし……そろそろ家に帰ろ?」
レン君が不自然に話を変えて、私と太一はリンちゃんとレン君の家に行くことになった
長文過ぎるから他のレスに分けて続きを投稿するお
|