鏡音モナ 2022-06-14 19:08:20 |
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「うわっひろっ!!」
入った瞬間広さと解放感を感じた。あまりにも衝撃的だったのでつい響き渡るような声を出してしまった。
「確かに広いな~さっきレンが「狭いけどね」って言ってたけどめちゃくちゃ広いじゃん!!」
太一も感嘆の声をもらしている。周りをよく見ると、お手伝いさんらしき人がたくさんいる。
「えーとね。ここはボーカロイド達が住んでる家で……一人ずつ一部屋与えられてるの」
リンちゃんが細かくこの家の事を説明してくれた。ボーカロイド………ミクのようなバーチャルシンガーのことか………
「んーと……ちょうど二部屋使ってない部屋があるから太一さんとモナはそこを使ってね」
さっそくレン君は私と太一を部屋に案内してくれた。部屋も広い…………まるでホテルの部屋みたいだ
ってかさっきから思ってたけど………なぜか私と話すとき少しだけ距離が近い気がする……気のせいか……
あと………リンちゃんもレン君も………二人ともあまりにも可愛いしイケメンだ…………こんなに可愛い女の子とイケメンな男の子と一緒にいられるなんて………夢のようだ
そしてそのあと夕飯を食べてお風呂に入って歯を磨いて眠りについた…
翌日リンちゃんとレン君は私と太一にこの家に住んでる人たちの事を紹介してくれた
「えーとこの子は初音ミク。俺とリンより二つ年上」
「太一くん。モナちゃん。よろしくね~」
ミクは長い髪の毛を整えながらほほえんでいる。とても優しそうな子だ。
「この人はルカ。私とレンより六つ年上。それでこの人はメイコ。この人はカイト」
「「「よろしくね~」」」
3人とも同時にほほえみながら挨拶をしてくれた。ミクもそうだけど、みんな優しそうだ
「よいしょ………」
ふと隣を見るとリンちゃんとレン君がスマホを操作している……何をしているのだろうか…
「!?」
曲が流れてきたかと思ったらガラッと景色が変わった………何が起こったのだろうか……?
「ここは教室のセカイって所でレオニードっていうバンドをやっている子達の想いからできたセカイだよ」
カイトが細かくこのセカイについて説明してくれた。その名の通りこのセカイは教室そのものだった。黒板もあるし机と椅子もある。普通の教室と大きく違うのはギター、ベース、シンセサイザー、ドラムのようなバンドが使うような楽器が置いてあるということだ。
すると目の前からミク達とそっくりな人たちが来た。
「えーとセカイには本当の想いを見つけるサポートをしてくれるボーカロイド達がいるんだよ」
見た感じミク達と見た目が酷似しているが、服装は制服のようなものを来ていた
「来てたんだ。あれ?横にいる子達はだれ?」
レン君に似た子がミクにたずねた。それを聞いたミクは私と太一のことを説明した。
そこからステージのセカイ。ストリートのセカイ。ワンダーランドのセカイ。誰もいないセカイ。などの想いからできたセカイをまわった。
でもやっぱり………どのセカイのレン君も私と話すときだけ距離が近い気がする…………
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