鏡音モナ 2022-06-14 19:08:20 |
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第三章「柔軟性のあるナニか」
1か月後
ピロンッ
スマホの通知が鳴る。画面を見ると教室のセカイのレン君…………レオニレン君からLINEが来ていた
『セカイに来てほしい』
必要なことだけでつづられた絵文字も句読点もない文章……一体どんな用事があるのだろうか
『分かった。今行くね』
すぐに返信をしてセカイに行く準備をする。私だけでセカイに行くのは初めてだ
曲を再生してセカイに向かう………行き先は教室のセカイ
「あ。モナおはよう!!」
レオニレン君が笑顔で手を振っている。私も手を振り返し小走りで近くに行く
「よし行こっか」
「え?どこに行くの?」
「保健室だよ。保健室」
保健室………?どうしていきなり保健室に行くのだろうか……疑問を抱きながらレオニレン君についていく…
移動中
保健室につくなり、レオニレン君はベッドに腰掛けた
「じゃあモナ……俺のひざに座って」
「え?あぁ……うん……」
何をするのかどうして呼び出したのか…気になっていることを聞けないまま言われた通りにする…
「ふぅ………この前咲希がさ…穂波にくっついて「だってほなちゃんってくっつくと柔らかいんだもん」って言ってるのを見たんだけどさ…」
「うん……」
「モナも結構柔らかいと思うんだよね///どこがとは言わないけど///」
そう言うとレオニレン君はニヤニヤしながら私の胸に手を伸ばして……揉み始めた……
「ふ……ふぁあっ!?」
「あははっ予想通り柔らかい…///モナって小柄なのに結構大きいんだね///」
「う……うぅ……」
「うーん……服越しに触ってもあんまり楽しくないなぁ~……そうだ///」
レオニレン君は私の服のなかに手をいれた………まさか………
「やぁあっ……」
「やっぱりこっちの方がいい///」
私は今胸を直接揉まれている………でもなにより心配なのが…
「ねぇ………誰か来たらどうするの……?」
「来ないよ。多分みんな練習中だし」
耳をすますと上の階からギターやシンセサイザー、ドラム、ベースの音が聞こえてくる……
「ふぅ……もう前戯はこれくらいにしとこう…///そういえば…この前レンとヤったのか?」
「え…?なんで知ってるの………?」
「一応俺も「鏡音レン」だから情報は入ってくるんだよ」
そうか………それぞれのセカイのバーチャルシンガーたちは一人ずつ自我があるけれど、本体とは繋がっているので何でもお見通しって事か………
「今こうやって俺がモナの事を好き放題してるのも全部筒抜けなんだろうなぁ…///ま。本番はこれからだけどな///」
気が付けば私は押し倒されていて服を脱がされていた………レオニレン君もネクタイを外して服を脱ぎ始めていた………本当にヤる気なのか……
「うああっ……!!やっやめてぇっ……!!」
「んちゅ………///」
「はぅう………///」
舌と舌が銀色の糸で繋がった……異性とキスをするなんて初めてだ……
「そんなに悲しそうな顔しないで///すぐに気持ちよくなるから我慢して///」
「いっ……いやぁっ……///」
果たして………レン君たちは………私の事が好きなのか私の体が好きなのか……
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