鏡音モナ 2022-06-14 19:08:20 |
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続き
「私は部屋に戻ってるから」
リリアンヌがやや早口でそう言いながら部屋を後にした………何か用事でも思い出したのだろうか………
………次の瞬間激しい眠気に襲われた………そしてその場に倒れこんだ………
何時間経っただろうか………私は檻のついたホテルのような薄暗い部屋で目を覚ました……
「あ………あれ?ここはどこなの…………?って……きゃっ!!」
布団から出て自分の身体に目を向けると…………なんと下着だけになっていた………全く心当たりがない
強いて言うなら………紅茶を飲んだあと眠くなって眠ってしまったという事しか覚えていない
すると檻がガチャと音を立てて開いた………
「あ。おはようモナ」
「アレン……!?なんでこんなところに……てかここはどこなの………?」
「お城の地下室だよ……モナって本当に無防備だよね…………」
耳元で囁かれ、思わず全身がビクッとしてしまった…………心なしか寒気も感じる………
チラッとスマホに目をやると、時刻は午後9時を指している…………このまま家に帰らないでいたらリンちゃん達が心配する………それと…………いつもは穏やかなアレンが私をこの部屋に監禁しているという事実が怖かった
逃げよう………逃げないと………そう確信し、開きっぱなしの檻から出ようとした………
「あ。逃げようとしても無駄だよ?」
アレンは後ろから私を捕まえて部屋のなかに連れ戻した……………そして私の首もとに目を向けた
「そういえば………このキスマーク……なに?」
「こっ……これは………」
そうか……アレンはセカイにいるレン君たちとは少し違う存在なので情報は入ってこないのか………
何にせよバレないようにしないと………
「………ふーん。レン達とヤったんだね………」
「え……!?な…なんで分かるの………あっ…!」
「ん?モナ今「なんで分かるの」って……」
口が滑ってしまった………これはまずい……なんとか誤魔化さないと…………
「モナってさ……レン達のことは「レン君」って呼ぶのに僕のことは呼び捨てだよね」
「それは………なんとなくだよ……」
「言い訳は良くないよ?」
そう……確かに私はアレンの事を呼び捨てで呼んでいる………でも本当に理由は『なんとなく』なのだ
「じゃあ………僕もモナと1つになるしかないね………」
そう言いながらアレンはベルトに手をかけズボンを下ろし始めた………
「ちょ……ちょっと!!何してるの……!?誰か来たら………」
「え?誰も来ないよ?リン達には「モナが道で倒れててこのまま帰すのには危ないから今日はあずかっておく」って言ってあるし」
まさかここまで計画していただなんて……思いもしなかった
「いやぁあっ……!!」
「嫌って言ってもやめないよ?///さ。足を開いて」
アレンは左手で軽々と私の足を持ち、開ける範囲で開脚させた…………
「な………なにする気……!?」
「んー……モナは小さいわりには結構暴れるのか…………拘束しないと……」
気が付いたときには……………目隠しをされ、手首を縛られ、首輪をつけられていた…………
「今日は一晩中付き合ってもらうからね?///」
「あっ……!!あうぅ……///ひゃぁあ………」
喘ぎながらアレンの顔を見ると………口が少しもごもごしている………なにかを口に含んでいるような……?
「んちゅ……///」
「んぐぅっ…!?」
いきなり濃厚なキスをされた………それと同時に口のなかに何かがスッと入っていくような…………?
その瞬間……一気に顔が熱くなり…………腰ががくがくしてくるのを感じた…………
この感覚は……………媚薬か…………………だいぶ前にレン君が間違えて媚薬を飲んで寝ている私を襲った日の事を思い出した………
「どぅ?興奮してきた……?///」
「うん……///」
「じゃあもっと奥までいれるね……///」
「うああっ……!!ひゃぁあっ……///」
数十分後………今。私とアレンはベッドにぐったりと倒れている………
「ふぅ………疲れた………そろそろ寝よっか…」
寝ようと言われたので静かに目を閉じようとした……………
「うん……おやすみ……」
「おやすみモナ………」
二人で同じベッドにいる………あぁ………数時間前の嫌なことも全て快楽へと変換されていく…
「………なんて言うと思った?」
「え………?」
予想外の言葉が聞こえてきたので目を開くと…………アレンが私の下半身のところにまたがっていた………
「一回だけとは言ってないよ?」
「えっ……?ちょっ………まっ…………いやああああああ!!」
完
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