鏡音モナ 2022-06-14 19:08:20 |
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続編
「あれっ?おかしいなあ………」
あれから三ヶ月が経った。でも最近生理がこない………どうして??
私は不順だったことはあるけど、基本的に来ないとしても1ヶ月来ないくらいだ。もしかして……
「とりあえず誰かに相談しなきゃ……」
そう思いながらリビングに行くとルカがテレビを見ながらケーキを食べていた。
「ねぇ…ルカ」
「あら?どうしたの?モナ」
「ここ三ヶ月くらい生理が来ないんだけど……」
「え………?何か心当たりは………」
そう聞かれたが、私は思わず口をつぐんだ。でも全部話さないと…………
「何ヵ月か前に類くんとレン君とヤったの…………」
「………………ゴムは付けたの?」
「分からない……でも多分つけてないかも……」
「……………」
ルカはテレビを消して、フォークを皿に置くと受話器を手に取った
「類くん。家に来てほしいんだけど………」
電話の向こうからは声が聞こえるが、今の私は気が抜けているのでまるで何も聞こえない
「ふぅ……レン君。来て」
ルカは受話器を置くと階段の方からレン君を呼んだ。そしてすぐにレン君が降りてきた
それと同時にインターホンが鳴り、類くんが家に来た
「二人に聞きたいことがあるんだけどね」
「「……………」」
二人とも大体聞かれることは予想しているのか何も言わずに黙っている
「モナと行為をするときにゴムは付けたのかしら?」
「………俺は付けてなかった……」
「僕は付けてたか付けてないかは……忘れました」
類くんとレン君は各々の記憶をたどって答えた。レン君は付けてないらしく、類くんは覚えていないらしい。
「今から病院に行って診てもらいましょうか。もしかしたら単なる不順かもしれないし…」
ルカはドアを開けて車に乗って運転し始めた。
そして数分後に病院に到着した
「えーっと……妊娠していますね……」
女医はカルテに目を通しながら答えた。…………妊娠………?
「どっちが父親なんですか…?」
私は震えながら女医に尋ねた。女医は「えーっと…」と言いながら再びカルテに目を通し始めた
「………レンさんですね………」
「………………」
レン君の顔が一気にこわばった。横にいる類くんは安心しているのか同情しているのか…よく分からない表情をしていた。
「とりあえず………産むか産まないかを決める時間はまだあります。」
女医はそう言い残して部屋から出ていった
なんか急にシリアスな展開になったおおおお
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