シュークリーム 2022-08-23 15:10:41 |
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幻影の狂剣士。それは10年前想華線に名を轟かせた伝説の剣士。左頬に十字傷があり狂ったほど強かったため月城邑の父が名付けた。
高葉澤兎(俺が狂剣士と知っているのは剣と流羽兎とコトネの3人。これ以上知られるわけにはいかない。
聖剣館では(夜)
天馬剣「申し訳ございません、呼び出してしまって。」
高葉コトネ「あなたが呼び出すなんて珍しいわね。」
天馬剣「今日はお願いがあってお呼び出しさせていただきました。依頼内容は…」
高葉コトネ「それ、マジで?」
天馬剣「大マジです。どうですか?」
高葉コトネ「えぇ、引き受けるわ。まぁ、できないことはないけど少し嫌かしらね。」
高葉流羽兎「それでな…」
暁千隼「だな。」
???「あなたたち、夜も遅いから帰りなさい。」
高葉流羽兎「誰だお前?」
???「ん?あぁ誰でもいいでしょ。最近この辺で例の狂剣士が現れるらしいから見回っていんのよ。」
暁千隼「でもそいつは悪い奴しか斬らないんだろ?」
???「果たしてそうかしらね。」
暁千隼「どういうことだ?」
???「奴は正義のためにやっているのかただの自己満足かは知らないけど、あの力はいずれ必ず暴走する。」
……………
???「えっとあぁそうだ。それでそいつを早く止めようと思って。」
高葉流羽兎「あの人はそんな人じゃない。」
???(流羽兎は確か正体を知っていたわね。)
???「なぜそう言い切れる。」
高葉流羽兎「…なんとなく。」
???「そう。」
暁千隼「もう帰ろうぜ?」
高葉流羽兎「おいお前!お前が誰だか知らないがあの人はそんな人じゃない!だからもしあっても絶対に手を出すな!」
???「……………」
暁千隼(どうして狂剣士を庇っているんだ…)
続く
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