一般人 2022-11-19 09:42:02 |
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>>4571の続き。
鬼門「では、儀式を初めさせていただきます。オオ・・・・・・!イッサム・エッサイム、イッサム・エッサイム我は求め訴えたりー。」
~一のナレーション~
黒瓜鬼門の奇妙な儀式は一時間以上にも渡って続いた。その間火祀暁九曜そして星子の血の繋がらない三兄妹はずっと口の中で「呪文」を唱えていた。まるで他人に聞かれたくない呪いの言葉を密かに呟くように・・・・。
鬼門「お疲れ様でした。これで今日の儀式は終わりです。今このサロンには精霊が降臨しております。呪いの効果を少しでも長く維持するためにこの魔術灯の明かりは決して消されることのないようにお願い申し上げます。では、深夜十二時丁度にここではなく本館の居間にお集まりください。」
そう言うと鬼門はゆかりんの座る机の上に一達に見えないように紙を置いた。
続く。
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