一般人 2022-11-19 09:42:02 |
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>>2806の続き。
担当は、八戒がお送りします。
夏絵「そうなのよ。しかも、お客様の好みのドレスと髪型とお化粧をしないといけないのよ。」
ゆかりん「そうなんだ。(汗)何だか、凄く大変だね。(汗)」
夏絵「まあね。慣れればそうでもないんだけど。さぁ、ドレス屋さんに行きましょう。」
そして、ここはドレス屋。
ゆかりん「どのドレスも可愛い!迷っちゃう!」
夏絵「あ、ゆかりんちゃん、ドレスが決まったらお金渡すわね。」
ゆかりん「えっ?お金?」
夏絵「そう、栗崎店長が、ゆかりんちゃんの初ネオジェンヌのお祝いとしてお金をくれたのよ!」
ゆかりん「へぇ、そうなんだ。嬉しいな。」
続く。
>>2811の続き。
夏絵「私も、ゆかりんちゃんと一緒に働けて嬉しいよ!さぁ、どれでも好きなドレスを選んで。」
ゆかりん「じゃあ、これにしよっと。」
夏絵「いいね。じゃあ、お金払いましょ。」
そして、その夜。
美麗「ゆかりんちゃん、ちょっと、いいかしら。」
ゆかりん「はい、何でしょうか?」
美麗「今日、お客様を二人相手したら私の、相手をお願い出来ないかしら。」
ゆかりん「えっ?美麗さんの相手ですか?」
美麗「ええ、って言っても私の、話を聞いてくれるだけでいいの。お願い出来るかしら。」
ゆかりん「いいですけど。」
美麗「ありがとう。じゃあ、いつも通りお客さんを二人相手してね。」
続く。
>>2812の続き。
栗崎「はい、皆さん、聞いてください!ゆかりんちゃんは正式にキャッスルのネオジェンヌになりました!では、ゆかりんちゃんから一言どうぞ!」
ゆかりん「えっと、分からないことは多いですが、精一杯頑張りたいと思います。よろしくお願いします。」
栗崎「はい、では、ゆかりんちゃん、これからも、キャッスルの一員としてよろしくね!」
そして、ここは控室。
夏絵「あ、そうそう!ゆかりんちゃんにまだ教えてない事があったのよ!」
ゆかりん「えっ?何?」
夏絵「あのね、どのお客さんが来ているかとかは、このホワイトボードを見てね。ホワイトボードに名前のない人は、ネオジェンヌの誰かがお客様を対応していると思ってね。」
続く。
>>2814の続き。
ゆかりん「分かったわ。えーと、今日は、東さんを対応しよう。」
夏絵「ゲッ!ゆかりんちゃん、いきなりハードルの高い人を対応するわね。(汗)」
ゆかりん「何?この人何か問題でもあるの?」
夏絵「まぁ、大有りね。(汗)東大吾。見た目はカッコイイけれど、ちょっと、態度がねー、デカいと言うか何と言うかあんまり関わり合いにはなりたくないタイプって言うのが本音ね。」
ゆかりん「成る程、じゃあ、行ってくるわ。」
夏絵「はいはい、行ってらっしゃい。」
そして、ここはホール。
ゆかりん「ゆかりんです。よろしくお願いします。」
ゆかりんは席に座った。
???「あっ?おい、咲さんはいないのかよ。」
続く。
>>2815の続き。
ゆかりん「えっ?咲さん?」
???「ああ、そういや、お前、新人だから知らないのか。咲さんは、ここのネオジェンヌだよ。いないのか?」
ゆかりん「咲さんなら、他の人を対応してますけど。」
???「ハァ、何だ。じゃあ、お前が俺の、相手か。」
ジュリ「コラァ!お前!ゆかりんだってやれば出来る子何だぞ!」
???「ええっ!?り、リスが喋ってる?嫌、これは、テレパシーか。ホォ、やれば出来る子か。」
ゆかりん「はい!咲さんの代わりにお客様を満足させてみせます!」
???「フンッ!お前じゃ、咲さんの代わりにもならないがそこまで言うならやってみろ。」
ゆかりん「では、お客様の名前を教えて下さい!」
???「ハァ?まずは、俺が、名乗る前にお前が言えよ。」
続く。
>>2816の続き。
ゆかりん「あっ!そうでしたね!私は、ゆかりんと言います!よろしくお願いします。」
???「そうか。俺は、東大吾だ。」
ゆかりん「では、東さんとお呼びしてもよろしいですか?」
大吾「大吾でいい。後、敬語もいらん。」
ゆかりん「分かったわ。大吾さんね。それで、大吾さんは何を飲むの?」
大吾「じゃあ、ウィスキーを頼む。」
ゆかりん「はい、ウィスキーです。」
大吾「所でよ、俺の、仕事何だか、分かるか?」
ゆかりん「ウーン、サラリーマンかな?」
大吾「正解だ。俺は、山田商事で働く社員だ。」
続く。
>>2817の続き。
ゆかりん「山田商事?まさか!順さんと同じ会社!?」
大吾「ああ、そうだ。大西もここに来てるからな。しかも、大西は社長の右腕であり秘書なんだ。あいつは、俺の、ライバルとか言われているが俺は、あいつをライバルとは思ってない。」
ゆかりん「そ、そうなんだ。(汗)」
大吾「ああ、俺は、何れ、山田商事を継ごうと思ってるんだ。」
ゆかりん「へぇ、凄いなぁ。」
大吾「どうだ?凄いだろ?期待してくれててもいいぜ。じゃあ、俺は、帰る。じゃあな。」
そして、ここは控室。
ゆかりん「よし、次の人を対応しよう。」
そして、ここはホール。
ゆかりん「ゆかりんです。よろしくお願いします。」
ゆかりんは席に座った。
続く。
>>2818の続き。
???「やぁ、どうも。ってか、お前、見かけない顔だな。」
ゆかりん「あ、私、ゆかりんと申します。お客様のお名前を聞かせてください!」
???「いいぜ。俺様は、証城寺京一郎。SKGの社長だ!よろしく頼む。」
ゆかりん「えっ?SKG?」
京一郎「そう!SKGだ!名前ぐらい聞いたことあるだろ!有名な大手金融会社だぞ!」
ゆかりん「ごめんなさい。私、別の町に住んでいたのでこの町の事はちょっと。(汗)」
京一郎「クッ!そうか。まだ、他の町には、俺様の会社の名前は轟いていないか。まぁ、いい。何れ、他の町にも俺様の会社の名前を轟かせてみせる!」
ゆかりん「あの、所で、京一郎さんは、何を飲みますか?」
京一郎「ストープ!ちょっと、待ったー!」
続く。
>>2819の続き。
ゆかりん「えっ?何?」
京一郎「何?ではない!何だ!その、京一郎さんとは!」
ゆかりん「えっ?駄目なの?」
京一郎「駄目だ!何かがおかしい!」
ゆかりん「ええっ!?じゃあ、京様は、どう?」
京一郎「まぁ、いいだろう。うむ、それよりも、俺様は、ワインが飲みたい。頼む。」
ゆかりん「はい!ワインです!」
京一郎「それよりも、ここには山田商事の社長も来ているようだな。」
ゆかりん「えっ?山田商事の社長さん?」
京一郎「ああ、名前は、山田慶介。俺は、あいつのやり方はどうも好きじゃないな。」
続く。
>>2820の続き。
ゆかりん「山田慶介さんか。」
京一郎「ああ、会ったことあるか?」
ゆかりん「ううん、まだ。」
京一郎「そうか。まぁ、この店に来ていれば、そのうち会うこともあるだろう。さてと、俺様は、そろそろ帰るぜ。じゃあな。」
そして。
美麗「ゆかりんちゃん、お仕事終わったわね。」
ゆかりん「はい、終わりました。」
美麗「じゃあ、ホールに来てちょうだい。」
ゆかりん「はい。」
そして、ここはホール。
美麗「フフ、さぁ、座ってちょうだい。」
続く。
>>2821の続き。
ゆかりん「あ、はい!失礼します。」
ゆかりんは椅子に座った。
美麗「そうね、折角だし、何か飲みましょう。何にしましょうか?」
ゆかりん「えっ?でも。」
美麗「あ、安心して。お金は取らないから。何でも、頼んでいいわよ。」
ゆかりん「じゃあ、お茶で。」
美麗「フフ、お茶ね。いいわ。」
そして、お茶が届いた。
美麗「フゥ、さてと、まずは、私の事を話さないとね。私はね、実は、ゆかりんちゃんと一緒で別の町から引っ越してきたの。」
続く。
>>2822の続き。
ゆかりん「えっ?そうだったんですか?」
美麗「ええ、私、両親を中学生の頃に亡くしてね。それで、高校を卒業してからバイト先を探すために、独立してこの町に来たの。それで、キャッスルを見つけて、キャッスルの前にいた栗崎店長から是非この店で働いてみないかって言われてここで働くことにしたの。」
ゆかりん「そうだったんですね。」
美麗「ええ、それで今は、義理の父と一緒に暮らしているの。この人よ。」
そう言うと美麗はゆかりんにスマホの画面を見せた。
ゆかりん「この人は?」
美麗「宝条一成、宝条カンパニーの副社長よ。このキャッスルにも何れ来るわ。さてと、固い話はお終い。それよりも、ゆかりんちゃんはキャッスルには慣れたかしら?って言ってもまだ一日目だけど。」
続く。
>>2823の続き。
ゆかりん「はい、何だか、個性的なお客様が多いですね。」
美麗「ええ、そうね。私はね、ネオジェンヌがこの仕事が大好きなの。ネオジェンヌは、お客様を癒す存在であり、時には、お客様の悩みを聞く、私達、ネオジェンヌはお客様の心の拠り所になればいいと私は、思っているの。私は、この仕事に誇りを持っているわ。」
ゆかりん「何か、美麗さんの考え方っていいですね。」
美麗「そうかしら?ありがとう。さてと、今日は、堅苦しい話をしてごめんなさいね。もう、終わりにしましょ。」
ゆかりん「はい、今日は、美麗さんの話を聞かせてくれてありがとうございました。」
美麗「いいのよ。今度は、ゆかりんちゃんの話を聞かせてね。」
ゆかりん「はい、勿論です。」
続く。
>>2824の続き。
美麗「今日は、本当に、私の話を聞いてくれてありがとう。」
すると、部屋の中の時間が止まった。
ゆかりん「えっ?何?」
すると、そこへハッピーバタフライが飛んできた。
ゆかりん「えっ?ハッピーバタフライ?あれ?私は、動けるけれど、美麗さんは止まってる?どういう事?」
すると、美麗の体から花が出てきてハッピーバタフライは、その花の蜜を吸うとそのまま消えた。
そして、また時間が動いた。
ゆかりん「あれ?元に戻った?」
美麗「?ゆかりんちゃん?どうかしたの?」
ゆかりん「えっ!?いえ!何でもありません!気にしないでください!(ここからはゆかりんの心の声です)美麗さん、何も覚えてないのね。不思議。でも、先のは一体何だったのかしら?兎に角、夏絵に相談してみよう。」
続く。
>>2825の続き。
美麗「じゃあ、今日は、本当にありがとう。じゃあ、そろそろ帰りましょう。」
ゆかりん「うん。」
そして、ここは控室。
ゆかりん「ただいま。」
夏絵「あ、ゆかりんちゃん、お帰りー。」
ゆかりん「夏絵、あのね!先、不思議な事がおこったの!」
夏絵「不思議な事?何よ?それ?」
ゆかりんは事情を説明した。
夏絵「成る程ねー、そんな事があったの。」
ゆかりん「そうなのよ!夏絵、何か分かる?」
続く。
>>2826の続き。
夏絵「ウーン、私には、さっぱりだわ。」
ゆかりん「そう。」
夏絵「そんなに、ガッカリしなくてもいいわよ!それなら、占いの館に行ってみれば?」
ゆかりん「占いの館?」
夏絵「そう、占い師のマリアン先生に占ってもらえばいいのよ。あの、先生何でも占ってくれるのよ。一度行ってみれば?」
ゆかりん「占いの館って何処にあるの?」
夏絵「ここの隣よ。って言っても夜しか営業してないからね。」
ゆかりん「分かったわ。明日行ってみる。」
そして、次の日。→(夜)
ゆかりん「よし、夜になったわ。占いの館へ行ってみましょう。」
続く。
>>2827の続き。
そして、ここは占いの館。
ゆかりん「あのー、こんばんはー。」
マリアン「迷える子羊よ。よくぞ、いらっしゃいました。さぁ、どうぞ、席へ座ってください。」
ゆかりん「は、はい!」
ゆかりんは椅子に座った。
ゆかりん「えっと、あの。」
マリアン「静かに!話さなくても、分かるわ。貴方は、不思議な体験をしたのね。貴方は、昨日、自分の周りだけが時が止まり、貴方の先輩ネオジェンヌの体から花が出てきてハッピーバタフライが飛んできて、その花の蜜をハッピーバタフライが吸って消えたのを目撃したんじゃないかしら?」
ゆかりん「はい!そうなんです!でも、よく、分かりましたね!」
続く。
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