一般人 2022-11-19 09:42:02 |
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>>4742の続き。
零「で、何処怪我したんだ?」
ゆかりん「ああ、苗木を植え替えしてた時にスコップで少し手を切っちゃっただけだよ。」
零「それで、あの先輩がお前をここまで連れてきたのか?」
ゆかりん「そうなんだよね。もう、川本先輩ってば心配性で。」
零にはなんとなく分かっていた。ただの後輩にここまで優しくする奴はいないんじゃないかと。明らかに、あの川本という奴がゆかりんに好意を抱いているのだと気付いたのだ。鞄を持ってやると言っていたのは二人きりになりたいという口実なのだと。零はゆかりんを抱き締めた。
ゆかりん「零さん?」
零「ハァ、俺も、お前と同じ学生として生まれたかったよ。」
ゆかりん「ええっ!?何で?」
零「そしたら堂々と付き合えるだろ?」
続く。
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