アヤ 2023-06-03 18:29:55 ID:23df971c3 |
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ある日、飼っていた猫が死んだ。
死因は不明。
多分その猫の年齢はまだ5歳ほどだった。
長く一緒に居た分、とても苦しくて、俺は次第に学校を休むようになった。
学校を休んだあとは元々毒親だった親にも捨てられ、俺は自殺をしてしまった。一般的な首吊りで。
それから一時間後くらいだろうか。体感としてはそれくらいだから、本当は30分くらいだろか、
死んだ猫が天使になって蘇ったのだった。
それが俺の
最後に見た物。
きっと、モチは俺を迎えに来たんだろうな。
「ゴッシュジーーン!みてみて~!すごい、天使になれたにゃ~!」
「ごしゅじーん、どこにゃー?」
戸を開けると、
そこには首を吊ったモチの飼い主がいた。
「ご主人…?」
「ごしゅじん…」
「なんで?なんでなんでゴシュジン死んじゃってるの?
ゴシュジンなんでなんですごいに続いて
え、でもすごい、もどってきたにゃよ…
なんでなんでなんでなんでなんでなんで」
「誰が殺した?」
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