匿名 2023-09-07 14:34:21 ID:612f5277b |
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「……優しいなぁ」
「そうだよね…」
ポツンと呟いた言葉に同意が届く。その生き方しか知らないんだろうけど見ていられなかった、いつもいつもいつも手を伸ばされるだけで助ける事すら出来ない僕は彼の心を殺してしまったのかもしれない事が怖かった。相変わらず僕は打たれ弱いまま、変われないままだ、
「僕が……殺したのかな、?」
「それは違うよ!!」
「あぁ、そうだな」
「っ?!」
「お姉ちゃん?!!」
突然凛としたセラさんと似た声が響き渡る、その声に二人して驚いてしまった、
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