匿名 2024-08-24 21:17:29 |
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「あー。つまり?この世界の俺は死んじゃったんだ?んで俺が現れたって事?」
「……そうなるな」
軽そうに爆豪の姿をしたソレが状況をまとめる。相澤先生が同意する様に頷いた。ソレがずっと俺の背を撫でたり涙を拭いたりしていた。誰かも分からないのに爆豪と本当にそっくりで、払えなかった
「…こっちの俺は随分。慕われてたんだねェ?みんな泣いてくれてる。俺は喜んでるよ。きっと」
優しい微笑みがこちらに向けられる。俺とか上鳴とかにだけ見せてくれた。あの笑顔にそっくりだった
「あ……ヴ……爆豪…!!!」
上鳴は限界だったらしい。ソレに抱きついて嗚咽し泣いた。ぐちゃぐちゃに顔を歪めながら泣いていた。ソレは否定せず上鳴を撫でたり優しく囁いたりしていた。やっぱりこれは爆豪じゃない。頭が割れそうな程に違和感があるのに目は離せなかった
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