ねこ味噌 2012-03-24 20:04:41 |
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あ、今は(~o~)←か
30分後……
「だーれもこなぃ……ここ息苦しいし……なんでここ選んだんだろ……」
携帯をいじりながら、都市伝説の本を適当にめくっていると、小さな紙切
れが美緒の膝の上に落ちた。
「なにこれ?」
紙切れを引っくり返し、携帯のライトで目を凝らしながら見ると、
「見つ…かったら、殺される…?」
美緒が頭に疑問符を浮かべながら読みきると。
とん…とん…とん…と、誰かの足音が聞こえてくる。お母さんがいるはずはない。玄関の鍵は閉めたはずだ。
「っひ……本当に……」
口を押さえ、泣くのを堪えた。
(冗談の……つもりだったのに……死ぬなんて、知らなかったのに……)
とん…とん…とぉん……がさっ…がしゃっ
足音が止んだ。近くで物音が聞こえる。美緒を捜しているのだろう。
(でも、クッションに手や足がある訳……)
好奇心が疼き、戸棚の隙間から物音のする方に目を動かせた。
「っひぃ!!」
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